螺鈿加工は、夜光貝やアワビの真珠質の部分を砥石で磨き、一定の厚さに揃え、漆塗面に埋め込んだり、貼り付けたりする技法で光の当たり具合により、美しく光るのを利用した加飾法です。「M1000 白光」は白蝶貝を用い、光沢の美しい部分のみを太い帯状に切り、一枚一枚丁寧に張り付けます。次に漆やウレタンの塗り付けと研磨を数回繰り返し行ない仕上げていきます。真珠のような上品で淡い輝きを放つM1000白光は製作本数400本のリミテッドエディションです。
アウロラは、 我々の住む地球を創り出しているエレメントとそれに関連する事柄をテーマとして、「イタリアの海」「5 つの大洋」などを発表しました。 新しいシリーズは、 地球環境をテーマに、守らねばならない様々な自然の姿を捉えて制作されます。第3 作「Giungla - ジュングラ(熱帯の密林)」は、 熱帯地方に育成する常緑樹の森林が作り出すジャングルの世界を、ソリッドシルバーのグリップに刻印された熱帯植物とマーブルグリーンの特製アウロラ樹脂(アウロロイド)で表現しています。ギフトボックス内には、熱帯の密林の世界をイメージして創られた特別な香り( フレグランス)を纏ったブックレットが添えられています。(注:一般に香料(フレグランス)の性質上、時間の経過などに伴い消失しますので、製品に影響はありません。)
「神曲」で知られる詩人ダンテ(Dante Alighieri 1265-1321)の没後700 年に、アウロラが捧げる万年筆が、「インフェルノ」・「プルガトリオ」に続く「パラディソ(天国)」です。「神曲(La Divina Commedia)」は、Inferno・Purgatorio・Paradiso の3 編から成るダンテの代表的作品のひとつで、カトリック的世界観による詩編として有名です。また、イタリア語の原型となったトスカーナ地方の言語で書かれているため、イタリア人にとっては国民文学としての意義も大きいものとなっていて、ダンテは、イタリア語の父とも言われています。ペン先は18k ローズゴールド仕上げで、リザーブタンク付インク吸入方式です。 ボディーは、ホワイトラッカーで仕上げられ、ローズゴールドのキャップとトリミングが施され、天冠には詩人ダンテの肖像、リングには月桂樹の葉、キャップには、製造番号が刻印されます。