ご覧ください。


ダイヤモンド3ケ付きの天冠

1838-2018の年と、全ての刻印の底が梨地の素敵な思いが表現されている。

創業180年と1838-2018の刻印が胴軸に。

純度1000分の925(スターリングシルバー)の刻印


我孫子フルハルターのレイアウトがまだ全て整っていなかった4月24日にお二人は初めての来訪者として訪ねてくださった。
ペンクリニック等を担当している方々を取材し、その一人として私も選んでくださったとのことだった。
ニブポイントの研ぎ屋として使い手にカスタマイズしてのみ販売している私にとっては少し趣が違うかもとも思ったが、お受けすることにした。
では、『趣味の文具箱vol.46』、いつも通り表紙からご覧ください。

小日向京さんのページ

今回の特集「万年筆使いの流儀」として40ページにわたり掲載されている。

その特集で取材した8名の顔写真のぺージ


ジムニー河野さんのページ

私にはとても懐かしく嬉しいページがあった。
長原宣義さんとの古き佳き思い出を彷彿とさせてくれる「セーラー80周年記念ブライヤー」が掲載されていた。
このモデルは1991年に発表されたが、その当時私はモンブランの輸入元にいて長原さんを全く知らなかった。
1993年フルハルターを開業し、あるお客様から長原さんがクロスポイントを造っておられることを知り、1994年か95年頃から長原さんの追っかけが始まった。
「木軸礼讃」のページに掲載されている「プロフィット85ドクターペンブライヤー」は日本橋高島屋に追っかけで長原さんにお会いした時、
「あんしゃんは80だと軽いし、短いけ、こげんなの造った。デスクじゃがどうじゃ。」として見せてくれた。
「80は塗装されていて使って熟成してくれないので今ひとつだったのですが、これはその塗装を剥いでくれたのでいいですね。売ってください。」
その時のことが昨日のことのように思い出された。
では、「木軸礼讃」のページです。


布袋竹/すす竹のページ

最後に古山さんのページ


今週の月曜から3日かけて自分の万年筆を数本仕上げてみたところ、今までと同じように仕上げることが出来たと思えたので、お客様からのご依頼分を木曜、金曜2日で仕上げました。
お待たせいたしましたが、調整の再開をお知らせいたします。
既にご注文くださっていたお客様にはこれからおひとりおひとりに連絡いたします。
体調は日々違っていますので、今後も調整が出来ない日もあるかと思いますが、ご了承いただけたらと思います。


孔雀は羽を広げた姿の美しさから、世界で最も豪華な鳥と言われています。
その非常に美しい羽根は世界各地で広く工芸品などに使われています。
また、神経毒に対して耐性を持ち、毒蛇や害虫などを食べることから益鳥として尊ばれ、人々の苦しみや邪気を払う象徴とされてきました。
ペリカン蒔絵万年筆「孔雀」に描かれた孔雀の羽は研出蒔絵の技法で描かれています。
螺鈿と金平目を貼り金粉、銀粉を薄蒔きし、乾燥後に羽根一本一本に様々な色漆を塗りこみ、研ぎ出して艶上げを行ないます。
また、羽の目の部分は青貝の螺鈿で仕上げられ光のあたり方で色や輝きが変化します。
日本が誇る伝統芸術の最高峰の技術と、ドイツペリカン社のマイスターのクラフトマンシップが調和した作品です。
価格: ¥320,000 +税
作者: 新田義明
仕様: M1000 18金ペン先(M)
ピストンメカニズム
使用ケース: 専用ケース
製作数量: 111本
国内販売予定数量: 25本
発売予定時期 : 平成30年8月
大変時間がかかりましたが、我孫子フルハルターにお迎えする形は整いました。
ただ、引っ越し準備の作業がとても過酷だった為だと思うのですが、体調が整ったとは申し上げることが出来ません。
その為まだ研ぎ出しと仕上げの調整をする状況に至っておりません。
既にご注文いただいている方々には申し訳ないのですが、しばらくお時間をいただきたくよろしくお願いいたします。
ご用意出来次第、メールでご連絡いたします。
部屋の中の写真を撮りましたのでご覧ください。
殆どのものは大井町から運びましたが、部品や小物が非常に沢山あり、さながら小さな工場の引っ越しのようでした。
これまで作業する所は荷物の山だったので、それらを収納する為には整理し直すことが必要になり、これが随分手間のかかる作業でした。
置く場所も今まで使っていた手製の棚が汚れていたり、塗装が剥がれていたりで、まずはペンキ塗りから始めることになったものの、手の使い過ぎで痛みが増した私に代わり女房が塗ることになりました。
中心になる作業台は表面を削り、塗り直し、クローゼットなどの収納をフルに使って物の整理をした結果、ひとまず落ち着ける部屋が出来上がったと思っています。










この部屋に似合いそうだということで
写真を撮る直前に
自宅から息子二人が運んでくれた。

*2018-01-25「店舗移転のお知らせ」でも申し上げましたが、我孫子フルハルターは店舗の形態をとっていません。
訪問等の連絡はメールでお願いいたします。