まだ渋谷で店をなさっていたFugeeを友人と訪ねた時、壁にかかっていたグリーンのショルダー鞄が目に入った。
「これだ!」直ぐに一目ぼれ。
(詳しくは、Fugeeのしごと 「私のFugee鞄 番外編 」をご覧ください)
ただ、ショルダーバッグを使えない肩の持ち主の私は、しばらくの間使ってみたが、家から店に着くまでの歩いている間に少なくとも10回は肩から落ちる。
2年前のリアルビスポーク3人展の時にFugeeさんが、
「あの鞄、相当気に入っているけど肩から落ちて使えないみたいだね。直すよ。」
とおっしゃっていただいた。
形、造りも、グリーンの皮革ももの凄く気に入っているし、大きさもぴったりなので、是非是非日頃から使いたかったので、申し訳ないけどお願いした。
ショルダーとしてのデザインで造られたので、形を変えてしまうことはある意味「全否定」と思われても仕方ないことだ、と思いながらもどうしても使いたいという思いが私の中で勝ってしまった。
古山さん、枻(えい)出版のお二人とお会いした時に持っていたのだが、あの鞄のスペシャリスト古山さんに何度も
「いい鞄だな~。」と言わしめた。
では、ショルダーから手持ちに変わったFugeeのグリーンの鞄をご覧ください。
なお、この形の鞄は私が求めたのが第一号で、その後通常の製品としてご要望に応じて造られている。
今回手持ちにいただいたベルト

元々のショルダー





1919 年、イタリア最初の万年筆製造業者として、トリノ市に創立したアウロラ。
イタリア共和国ピエモンテ州の中心地であるトリノ市は、360 度の美しい景観に囲まれており、そのひとつが、フランスとの国境コティアン・アルプス山脈の最高峰「Monviso モンヴィゾ」です。
この歴史的な場所トリノを、360度の美しさで囲み続ける「モンヴィゾ」に賛辞を称え、アウロラは限定生産品「Monviso モンヴィゾ」を捧げます。
キャップとボディの特別色アウロロイド(アウロラ樹脂)は、モンヴィゾの花崗岩を表す鮮明な濃いブラックレジンと、雪を表すホワイトレジンから創られています。
また、モンヴィゾを水源とするイタリアで最も大きいポー川の、川面を漂う朝霧がイメージされています。
ペン先は18 金ロジウム仕上を使用し、キャップリングには、旧モデルに使われていたグレカパターンをあしらい、トップには限定製造番号が刻印されています。
360 度の美しい景観に捧げるペンとして、360 本のみ限定生産されます。(アウロラ社案内より)

【コレクション】 Monviso(モンヴィゾ)(360 本生産/ 国内入荷数100 本) ¥88,000+ 税
【製品仕様】素材:アウロロイド(アウロラ樹脂) ペン先:18K ロジウム仕上(F・M)
リザーブタンク付ピストン吸入方式 シリアルナンバー入
サイズ:収納時:約126mm(筆記時:約153mm) 直径(最大径):約15.4mm 重量:約23g
平成28 年6 月発売予定
今回の「暁」は、今迄と違い黒ではなく朱より少し赤い漆で造られている為、「暁」の名がつけられたのであろう。
螺鈿をキャップチューブ、胴軸に貼るのは漆で、今迄は黒だったのが今回は赤の為、螺鈿一枚一枚は黒漆を塗って貼ってある。
その理由は、赤漆で貼ると螺鈿の色が違ってしまうのでその分手間がかかっている。
手間がかかるということは、モノ好きにとっては好ましいことだが、いずれにしても、見てみないと自分の好みに合うかどうかは判らない。
手間をかけていることは好ましいことだが、それよりも好みに合うかどうかであろう。
では、画像をご覧いただくのだが、場所によって螺鈿の色合いが違うので回転して撮影した。










先週も申し上げましたが、このモデルは割り振りになる為
何本入荷するか判りません。
ご要望される方は、早くご予約いただければ販売出来る可能性は高くなると思われます。
いずれにしても、割り振られる数が決まり次第、ご予約いただいた方には連絡いたします。
このモデルは割り振りになる製品ですので、
ご要望される方は早目にご予約ください。
販売の可否が判り次第、ご連絡いたします。
では、ペリカン日本から送られてきた画像をご覧ください。

製品名:限定螺鈿万年筆「M1000暁(あかつき)」
価格: 200,000円+税
作者: 宝舟会
仕様: 螺鈿万年筆 M1000 ペン先(M)ピストンメカニズム
使用ケース: 専用ケース
製作数量: 333本
国内販売予定数量: 100本
発売予定時期: 平成28年6月