イ、イ、イ、イーンク仮面がやって来た
イ、イ、イ、イーンク仮面がやって来た。
昭和30年代まではインクの最大重要課題は色が褪せない!つまりインクは色が永久に消えないことが最大のポイントだった。それが今のインクの消えること消えること。一昔前はブルーブラックは消えないので残したい文章はこのインクを使ってくださいと言っていたのがいつの間にか、何の報告もなしに消えるインクの仲間入りをしているのです。残すことが文化の基本なのに現代に近づくほど消えやすいというのはこの頃の人間を象徴的に現しているのでしょうか。
現在でもはっきりブルーブラックは消えませんと詠っているのはペリカンとモンブランだけれども、半年曇りガラスの内側に貼って退色試験をした結果は以下のとおりであります。確かにペリカンとモンブランは綿棒にたっぷりインクを含ませた部分は残っているが、万年筆で書いたものはほとんど消えている。
これだけ技術が進歩しているのだからここはしっかり万年筆文化を守る意味でも消えないカラーインクの開発をメーカーの方々に取り組んでいただきたいと思います。現在の万年筆最大の弱点はインクであります。退光性、耐水性で唯一信頼できるプラチナカーボンインクをもっと入手しやすくしたいですよね。
昭和30年代まではインクの最大重要課題は色が褪せない!つまりインクは色が永久に消えないことが最大のポイントだった。それが今のインクの消えること消えること。一昔前はブルーブラックは消えないので残したい文章はこのインクを使ってくださいと言っていたのがいつの間にか、何の報告もなしに消えるインクの仲間入りをしているのです。残すことが文化の基本なのに現代に近づくほど消えやすいというのはこの頃の人間を象徴的に現しているのでしょうか。
現在でもはっきりブルーブラックは消えませんと詠っているのはペリカンとモンブランだけれども、半年曇りガラスの内側に貼って退色試験をした結果は以下のとおりであります。確かにペリカンとモンブランは綿棒にたっぷりインクを含ませた部分は残っているが、万年筆で書いたものはほとんど消えている。
これだけ技術が進歩しているのだからここはしっかり万年筆文化を守る意味でも消えないカラーインクの開発をメーカーの方々に取り組んでいただきたいと思います。現在の万年筆最大の弱点はインクであります。退光性、耐水性で唯一信頼できるプラチナカーボンインクをもっと入手しやすくしたいですよね。
by fullhalter
| 2004-08-06 08:24
| インク研究会