「フルハルターとの出会い」(Kings Blue)
かなり以前から、フルハルターの存在は知っていた。確か、雑誌の記事で紹介があったように記憶している。しかしながら、そのころ名古屋へ転勤になり、足を向けることは無かった。
現行の色々な万年筆を見て、触って、試し書きして!・・・・・・自分の好みにあう、万年筆が無いことにガッカリしたとき、雑誌の記事で「そのままでも、書きやすい144のペン先を調整していただいた・・・」「ものすごい、書きやすさで言い表せない」との記事を見た。ペン先を調整ってなにをどうするんだ!と思ってみたが、遠い江戸の話とあきらめ、サラサラ書ける万年筆を購入して気を紛らしていた。
年季があけ、また、横浜へ転勤。そして、2ヶ月後には、東京へ転勤。結婚・・・そして、子供が生まれ、万年筆どころではない状況になった。またまた、転勤!今度は北浦和へ。そして、5年の歳月が過ぎ、インターネットでフルハルターのホームページをみたとき、ペリカン600茶縞の記事。ペリカンは自分にとって、相性が良い万年筆だったが、多分、腰が固いペン先だろうと思ってみた。しかし、すごく茶縞が欲しくなり、メールで予約を入れた。一週間後、また、転勤。今度は品川へ。転勤を期に、遠かった仙台坂が身近な場所となり、送別会の翌日初めて、フルハルターの店を訪ねた。そこは、茶室の空間。座ると、すぐに600茶縞をみせてくれて、空書きをしたときは、やっぱり腰が固いペン先にガッカリした。
「もっと、柔らかいペン先の万年筆ありませんか?」との問いにペリカン800の3Bを差し出し、そのペンの濃く深く美しい緑のインクに感動し、さらに、柔らかいペン先に感動した。その万年筆は、「さらさら」書けるというより、しっとりして、ヌメヌメして五感に訴える万年筆だった。
「もっと、柔らかいペン先のモデルありますか?」そこで、ペリカン1000登場!
本来、わたしは大きく、太い万年筆はあまり好きではなく、どちらかというと「ちびた万年筆」的なモノが好みで、ペリカン1000の外見を見たときは「でっかい」という感想だったが、空書きしてみると自分が求めていたペン先の腰で、「これは良いですね」と思わずため息がでた。しかし、かなり高価!
またまた、森山さんが「じゃーこれは」といって、銀で出来た棒のような万年筆を手渡してくれた。銀を被せた万年筆を持ってみると、なんともシックリして、初めて触るのに以前から、持っていた感覚だった。そして、手に馴染む感じがすばらしいと思ったときは、もう手放せない万年筆になっていた。
そして、今までは微熱だったウィルスが再発!!
森山さんの重ねに重ねた人生経験と万年筆に対する熱い思い、会話そして万年筆以外の分野においても、その姿勢は本当に素敵だ。
すばらしい出会いに、感謝!
現行の色々な万年筆を見て、触って、試し書きして!・・・・・・自分の好みにあう、万年筆が無いことにガッカリしたとき、雑誌の記事で「そのままでも、書きやすい144のペン先を調整していただいた・・・」「ものすごい、書きやすさで言い表せない」との記事を見た。ペン先を調整ってなにをどうするんだ!と思ってみたが、遠い江戸の話とあきらめ、サラサラ書ける万年筆を購入して気を紛らしていた。
年季があけ、また、横浜へ転勤。そして、2ヶ月後には、東京へ転勤。結婚・・・そして、子供が生まれ、万年筆どころではない状況になった。またまた、転勤!今度は北浦和へ。そして、5年の歳月が過ぎ、インターネットでフルハルターのホームページをみたとき、ペリカン600茶縞の記事。ペリカンは自分にとって、相性が良い万年筆だったが、多分、腰が固いペン先だろうと思ってみた。しかし、すごく茶縞が欲しくなり、メールで予約を入れた。一週間後、また、転勤。今度は品川へ。転勤を期に、遠かった仙台坂が身近な場所となり、送別会の翌日初めて、フルハルターの店を訪ねた。そこは、茶室の空間。座ると、すぐに600茶縞をみせてくれて、空書きをしたときは、やっぱり腰が固いペン先にガッカリした。
「もっと、柔らかいペン先の万年筆ありませんか?」との問いにペリカン800の3Bを差し出し、そのペンの濃く深く美しい緑のインクに感動し、さらに、柔らかいペン先に感動した。その万年筆は、「さらさら」書けるというより、しっとりして、ヌメヌメして五感に訴える万年筆だった。
「もっと、柔らかいペン先のモデルありますか?」そこで、ペリカン1000登場!
本来、わたしは大きく、太い万年筆はあまり好きではなく、どちらかというと「ちびた万年筆」的なモノが好みで、ペリカン1000の外見を見たときは「でっかい」という感想だったが、空書きしてみると自分が求めていたペン先の腰で、「これは良いですね」と思わずため息がでた。しかし、かなり高価!
またまた、森山さんが「じゃーこれは」といって、銀で出来た棒のような万年筆を手渡してくれた。銀を被せた万年筆を持ってみると、なんともシックリして、初めて触るのに以前から、持っていた感覚だった。そして、手に馴染む感じがすばらしいと思ったときは、もう手放せない万年筆になっていた。
そして、今までは微熱だったウィルスが再発!!
森山さんの重ねに重ねた人生経験と万年筆に対する熱い思い、会話そして万年筆以外の分野においても、その姿勢は本当に素敵だ。
すばらしい出会いに、感謝!
by fullhalter
| 2004-04-16 12:15
| インク研究会