フルハルター*心温まるモノ

「万年筆に出会った!」 (Kings Blue)

はじめに・・
「インク研究会」というと、名前は仰々しいが、万年筆という 人生をちょっと豊かにしてくれるオモチャを見つけた仲間が集まって、万年筆やインクなどを肴にワイワイやっている会です。折に触れて、その遊びの一端を紹介出来ればいいなぁと思います。



 あれは、小学校5、6年の頃、先生が「習字の時間に手紙を書くので万年筆を家の人から借りてきてください。」と言われ、そのことを父親に話すと「人に貸すものではないけれど」との注釈が入り、引き出しから出して貸してくれた万年筆が初めての出会いだったと思う。

 次の日、借りた銀色の万年筆を授業で使ってみた。回りの生徒はペン先が露出しているのに、私の万年筆はペン先の先端がチョッと出でいるだけであとは、黒いプラスチック覆われてにいて皆と違うなと感じた。
 銀色のつや消しの万年筆はなんとなくカッコよく、重く太い軸の感触は今でも記憶に残っている。先生に「インクがでる面を紙にあてて書くのだ」と注意された記憶がある。書いてみると紺色のインクで文字が書けるのが妙な感じがしたけれど今、思うとあれがブルーブラックのインクだった!
 
  あの万年筆が「パーカー61フライター」と分かったのは、それから2~3年後であった。当時のカタログでは確か、7千円から8千円の超高級品!よくそんな高価な万年筆を貸してくれたものだ。

 中学に入学したとき、買ってもらったのはプラチナのショートタイプで確か記憶が正しければ2千円の品物である。その後、買ってもらったプラチナが余りに書きにくいので、父親へ嘆願すると、あのパーカーを手渡してくれ、「大事にしろ」と短くしかも怖く言ってくれたのだった。

 思い出のパーカー61は友人に貸して、インクを出そうとしたらしく振ったペン先の行き先は、ガラス窓!遭えなく、ガラスにぶつかりペン先がくの字に曲がってしまい、寿命が尽きたのである。社会人になってから、父親が購入した万年筆店で別のパーカー61を購入し、首軸ごと交換して現在も机の中にしまってある。

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 さて、私の思い出話はこれくらいにして、第一回目のインクに関する写真を見て頂きたい。ホームページでの色合いなので、実物とは違うと思うが参考にして頂ければ良いと思う。ブルーインクの色合いが各社で違うのが分かれば幸いである。
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☆ ここでご紹介する筆記サンプルは、フルハルターで保管されます。
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by fullhalter | 2004-03-12 11:55 | インク研究会