フルハルター*心温まるモノ

Fugee 万年筆ケース

あの古山さんが藤井さんに鞄をオーダーしたのが、10年以上前だったと思う。
当初、古山さんのデッサンが藤井さんのイメージに伝わらず、何度か話し合い、藤井さんが、
「あ~、ゴジラの卵ね。」と言い、伝わったと聞いている。
その鞄は、左右に絵の道具入れと万年筆ケースが付いていて、万年筆ケースは金具で止める方式だった。

本来、革小物に金具が付いているものより全て革で出来ているものの方が好きな私だが、その万年筆ケースの金具がもの凄く気に入ってしまった。
いつの日にか同じものを造ってほしいと強く願って、「3工房合同展示会 Real Bespoke」の前だったと記憶しているが、思い切ってお願いした。
「あの古山さんのと同じ金具を使ってブライドルネイビーで、縦と横のバランスが一番良いのでは、と私が思っている4本差しを造ってください。」と。

実に素敵な、藤井さんの思いのこもった万年筆ケースになっていた。
では、ご覧になってみてください。

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他にも藤井さんの万年筆ケースは2種あるのでご覧ください。
初めは古山さんの著書、「カバンの達人」(枻(えい)出版社)で「森山さんの口金式棒屋根型ボストンバッグ」として載っている鞄を藤井さんに造っていただいた時、同じドイツカールフロイデンベルグの皮革で造って下さった3本差し。
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次に、ブライドル、焦茶で藤井さんのブログ、12月8日ダークな赤いステッチと同じダークな赤の糸を使っている(?)と思われる5本差し
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3本並べて。
4本差しが縦、横のバランスが一番良いのでは、と思っていたが、並べてみるとどれも良いことが判った。
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金具を使ったものとの違いはベロ(?)の厚さ。
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凄く斜めに針を差し込んだ縫い方で造られており、藤井さんの所で求めた私のグリーンのショルダーバッグと同じ縫い方。
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ここの真ん中の縫い方が大変だそうで、もの凄く短い針でペンチ(?)を使わないと縫えないと言う。
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by fullhalter | 2015-12-18 10:45 | 私の好きなもの