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フルハルター*心温まるモノ

フルハルター二十周年記念小松製作鞄 その2

5月4日にも述べているが、私には10周年、15周年、20周年の記念モデルをどうしても造りたいという思いはない。
「これなら」と思えるものがその時に出来れば造ればいいという考え方をしている。
「10周年記念万年筆」はある方の大いなる尽力によって生まれた産物で、奇跡に近いと思っている。
20周年も万年筆であればと思ったが、今の業界では絶対に無理だと思った。

8年半前から皮革製品の取扱いを始めた。
皮革製品も万年筆同様使えば使う程味わいを深め、愛着が湧いてきていつしかそれは自分だけのモノになる。
幸い我が業界と違い、皮革製品は少人数でよい原皮を選び、丁寧に縫い上げているケーズファクトリーさんや個人で造られているFugeeさんや小松さんがおられる。
そこで、20周年記念モデルは皮革製品でケーズファクトリーさんや小松さんに無理矢理ではなく、引き受けて下さればお願いしようかと考えるようになった。
これが決めるまでの経緯である。

小松さんにはベースは柔らかめの革で、他にはあまりない形でカジュアルぽくとお願いした。
硬い皮革よりも柔らかめの皮革の方が色が濃く、艶が出て味わいを深めてくれるだろうとの思いからだった。
原皮の種類、姿、形、色は人の好みだが、私はとても気に入り、20周年に相応しいと思っている。
では、画像を

太陽光の下で撮った画像から

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実はここからは我が家の廊下で撮影した画像である。
約45年前に建てた故だろうと思うがナラ材無垢の厚い板を使っている。
45年間、人が歩いて熟成した木の艶とあたたかさ…。
時の経過なくしては生まれない木の味わいが鞄を引き立ててくれているように思える。

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この鍵のケースがまた可愛い。
小松さんが私の思いを以心伝心でデザインしてくれたのだろう。
花のようであり、葉を3枚合わせたようでもある。
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丁度その頃、自宅の庭で咲いていたロゼアやベティー・コーニング。
釣鐘型で実に可愛らしく雰囲気のあるこれらの花を20周年のマークにしたいと考え、実現した。

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ご予約は原則として2012年10月30日までとさせていただきます。
by fullhalter | 2012-09-23 11:29 | フルハルター20周年記念