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フルハルター*心温まるモノ

M101N『トータス シェル ブラウン』について

M101N トータスシェル ブラウン(?)グリーン(?)も入荷して2週間少々が過ぎた。
調整を済ませお渡しした方、
送らせていただいた方、
ペン先を決める為にご来店くださった方、
実際にご覧いただいた方は、
「これはグリーンだね。」とおっしゃる方も多い。
何色に見えるかはその方の感覚。
モデルを好む、好まないもまた人それぞれ。
私にとっては、とても好きな姿、形であり、色、柄で、更にペン先のロゴ、やわらかさ、そしてニブポイントである。
では、4回目の撮影になりました画像、色、柄のアップからご覧ください。

まず、ブラウンが多いところから

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ここからはグリーン
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更に、赤
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ニブポイントもやわらかめで<BB>のポイントを造ってくれたことに感謝している。
実はこの101N復刻に際し、ペリカン日本の担当の方から、
「フルハルターさんは太いペン先の方がいいんですよね?」と聞かれ、
「出来ればBではなく、BBを造ってくれたら嬉しいですよ。」と言うと
「まだはっきりしていませんが、あるロット以上になれば、造ってくれる可能性はあるんですよ。」
「じゃ~、うちの予約は全部BBということで。」
そして、その後ロットがカバーされ、BBを造ってくれることになったという経緯があった。
では、その素敵なニブの画像をまたご覧いただきたい。
難しかったが、ニブポイントの側面と下面、前面のあら研ぎした画像とともにご覧ください。

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全く研磨していないポイント
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側面のみ研磨したポイント
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更に下面、前面も研磨したポイント
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今週は店を休み、自宅でM101Nの研磨作業に集中している。
既に申し上げましたが、現在オーダー数全てではなく、一部しか入荷しておりません。

ペリカン日本の担当者に次回の入荷について確認したところ、判らないとのこと。
現在のペリカンの出荷状況を考えると、はっきり言えない心情はよく判る反面、ご予約いただいている方々に販売時期をお知らせすることは小売店としての私の責務です。
あくまでも私の推測ですが、次回の入荷は秋以降になるのではないだろうかと思っています。
予測が当たったならば、年内にお渡しすることがぎりぎり可能になります。

昨年のペリカン特別生産品三種は受注→生産。
世界各国からの受注にともない生産をしている。
一方、各国では小売店、代理店からの長期に亘る受注を管理し、ドイツ ペリカン社にその都度発注するという方式。
フルハルターでも数度に亘り発注出来たので、ご予約の方々の数量を確実に押さえることが出来た。
これが昨年のペリカン特別生産品の発注方式であり、生産方式である。

従ってドイツ ペリカン社もある程度の数量がまとまったところで生産を開始し、数回(?)に分けて生産している。
M101Nが「一部入荷」した理由はそれである。

前述の理由から、2010年6月6日以降にご予約された方々は次回入荷分から研ぎ出し調整をすることになってしまいました。
ここまでお待たせし、更にお待たせしなくてはいけないことは、私自身も非常に心苦しいですが、ここにお詫びとご報告をさせていただきます。
誠に申し訳ありません。
(次回の入荷分のお渡しになる方おひとりおひとりには、この後、個別にメールでお知らせいたします。)
by fullhalter | 2011-05-13 08:49 | 限定品万年筆