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フルハルター*心温まるモノ

「Fugeeのしごと 16点の鞄展」8

今週の“Fugeeのしごと 16点の鞄展”は、第二回でご覧いただいた原皮と同じドイツの “カール・フロイデンベルグ”。
その時も申し上げたが、あの藤井さんをして「俺もこんな皮革を使えるようになったんだ。」と言わしめた皮革。
今回紹介する色はワイン。
このカール・フロイデンベルグ”のワインは私に深くかかわり、人生を変えた皮革である。
そのことは次回申し上げるつもり。

鞄と金具は切っても切り離せないもの。
万年筆に例えれば、本体とペン先。
本体が持ちにくければ、どんなにいいペン先がついていても書きやすくならない。
逆もまた真なり。

原皮が良くとも金具が悪ければいい味わいにはなれないし、逆もまた。
そして更に、ひとりひとりの好みで良い、悪いというより、好き、嫌いとなる。

鞄の金具は大量に使われるものではない為に、良い金具に巡り会うことが非常に困難な時代。
鞄造りをしている人々の悩みの種であろう。
流石と、皆さんも思われるだろうが、そんな状況の中藤井さんは自分が使いたい金具がなければ、「自分で造るしかない」と、金具まで手造りしている。
これぞ“藤井イズム”である。

藤井さんと初めてお会いしたのは、古山画伯の自宅の庭で開かれたバーベキューパーティー。
画伯の鞄コレクションを見せていただいた時に、「こんないい金具はもう手に入らないんだよね。この金具は凄く魅力的だ。」と言われた。
その言葉が今でも脳裏に焼き付いている。

今回のドイツ “カール・フロイデンベルグ”/ワイン ボストンの金具は藤井さんの手で造られたもの。
そんな視点でじっくり見て欲しい。

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次回は、“Fugeeのしごと 16点の鞄展”の16作目。
私の鞄です。
その鞄を注文した経緯と、出来あがってから私の人生を変えてしまったことを詳しく申し上げるつもりです。
by fullhalter | 2010-04-30 14:30 | 私の好きなもの