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フルハルター*心温まるモノ

Dunhill 四色ボールペン (2)

先週 Dunhill スターリングシルバー四色ボールペンをご覧いただいた。
今週は同じデザイン、彫りの金無垢をご覧いただきたい。
金無垢と言っても、18金や14金ではなく、私の知識では当時主にイギリスやヨーロッパで認められ、使われていた9金である。

私はロールゴールドやゴールドプレート(シルバープレート)ではなく、無垢のものが好きだ。
初めから風合い、味わいが違うのと同時にいつまでもその美しさをとどめてくれるのみならず、使う程に味わいを増すからである。
では、9金無垢のDunhill 四色ボールペンをご覧ください。

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これらの刻印をご覧になってどう感じられただろうか。
私にはあまりにもチープに思えてならない。
これらの刻印は「顔」である。
造り手にとってのせっかくの製品、作品なのだから思いを込めて欲しい。
モノ造りに係る人にはこの部分も大切にして欲しい、と願っている。

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スターリングシルバーと並べて

【 仕様 】
素材:全て9金無垢
太さ:キャップ…10.0mm  胴軸  …9.4mm
長さ: 133mm 
重さ: 24g

【 価格 】
この製品もデータが無いので価格は判らない。
だが当時のDunhill の金無垢、9金と言えども高い、もの凄く高かったのでは…。
by fullhalter | 2009-10-09 15:28 | 愛しきものたち(筆記具)