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フルハルター*心温まるモノ

Dunhill QIS 422

金無垢の純度は、18金(カラット)と14金(カラット)が殆ど。
18金、14金は、純金が24なので、24分のという意味。
750と刻印されている純度は、1000分のという意味で、24分の18と同じ純度となる。
750も18K、18Cの刻印も75%が金で、25%は他の金属ということである。

先週のローズゴールド(ピンクゴールドと表現される場合もある)と、今週のイエローゴールド。
色仕上げとして、大別して二種の金があるようだ。

モンブラン勤務時代、No.149のペン先で、18C表示のものが、私には一番美しく思えた。
18金の地金は、イエローゴールドで、帯状の模様は、ロジウムで仕上げられていた。
この二種の色調バランスが絶妙で、私にはとても惹きつけられる美しさだった。
今でも全てのメーカー、全てのペン先の中で、最も魅力的、私の中の美しさNo.1である。

私はローズゴールドよりも、概ねイエローゴールドの方が好きなのだが、Dunhill QIS 422は、イエローゴールドよりもローズゴールドの方に魅力を感じる。
不思議なものである。

では、先週よりも魅力的とは思えない、Dunhill QIS 422 イエローゴールドをご覧ください。

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では、ローズゴールド(上)とイエローゴールド(下)を並べて
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【 仕様 】
素材:   金張り・ローズゴールド
ペン先:  14金
太さ:    キャップ…10.8mm  胴軸  …9.6mm
長さ:    収納時 …132mm 筆記時…153mm
重さ:    32g

【 価格 】
80,000円 (1980年)

同じ年の銀無垢万年筆Dunhill QIS122は、50,000円。
銀無垢よりも3万円も高かったことが、私には信じられない。
それ程世界中で銀よりも金への価格感が高かった、ということだろう。
ちなみに、同じ年のモンブラン149は、40,000円 146は、30,000円
by fullhalter | 2009-08-14 09:50 | 愛しきものたち(筆記具)