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フルハルター*心温まるモノ

Dunhill QIS 422

1970年代の Dunhill 。
万年筆の脳、心臓部分に当たるペン先、ペン芯はモンブランで造られ、ボディ部分は同じドイツだが、他のメーカーが造っていたことは既に申し上げた。

今までに私が大好きな銀無垢(スターリングシルバー)の万年筆、バーレイ、ラインと、バーレイのボールポイントペンを紹介した。
今週は金張りの万年筆、ライン模様のQIS422である。
この当時の金張りには二色あった。
ローズゴールドとイエローゴールド。
何か、いい時代だったなぁと思う。
世の中の好みの違う人たちが「俺こっち」 「私はこっち」と選べる贅沢。

では今週は、ローズゴールドの万年筆、Dunhill QIS 422をご覧ください。

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【 仕様 】
素材:金張り・ローズゴールド
ペン先:14金
太さ:キャップ…10.8mm  胴軸  …9.6mm
長さ: 収納時 …132mm 筆記時…153mm
重さ: 32g

【 価格 】
80,000円 (1980年)

同じ年の銀無垢万年筆Dunhill QIS122は、50,000円。
銀無垢よりも3万円も高かったことが、私には信じられない。
それ程世界中で銀よりも金への価格感が高かった、ということだろう。
ちなみに、同じ年のモンブラン149は、40,000円
146は、30,000円
by fullhalter | 2009-08-07 09:26 | 愛しきものたち(筆記具)