黄銅にゴールドプレート万年筆
“愛しきものたち・・・筆記具”のS.T.Dupont は、これまで七回。
それらは全て銀無垢の素材で、ゴールドプレートされたものと、そのままの製品。
今回の第八回は、銀無垢ではなく、黄銅にゴールドプレート。
私の記憶では1980年中頃から男性ブランドの筆記具達(デュポン、ダンヒル等)は、一斉に銀無垢からプレートに変わった。
銀無垢からシルバープレートに。
銀無垢にゴールドプレートのバーメイルからゴールドプレートに。
その理由は定かではないが、あくまでも私の推測では、価格を下げないと販売が難しい。
この頃、銀の価格が高騰した?
今回の製品は、黄銅にゴールドプレートと申し上げたが、個人的好みから言えば金も銀も無垢が好きである。
「もの」も「人」も無垢がいい。
「メッキが剥げた」と言うが、無垢はそのまま。
多少の傷を負っても無垢のまま、剥げることは決してない。
と言いながら、今回はそのメッキのデュポンである。
では、画像を。






【 仕様 】
素材: 黄銅にゴールドプレート クリップの一部に黒漆
太さ: キャップ…10.5mm 胴軸 …10.2mm
長さ: 収納時 …134.5mm 筆記時…155mm
重さ: 24g
1980年代中頃の THE PENによれば
価格は、66,000円
ちなみに、その当時モンブラン149は、45,000円
by fullhalter
| 2009-05-06 15:40
| 愛しきものたち(筆記具)

