ファーバーカステル社ストーンウッド
「マンモスの件は、輸入元に確認します。ところで、今年のはどうします?」
「いや~、高いよね。Bの在庫あります?」
「今2本ありますけど。」
「仕入れ出来るか判断がつきかねているんだよね。1本、1本違う筈で、見てみないとと思っているんだけど、貸してもらうこと出来る?」
「いいですよ。」
ということで、2本の2007年モデル『ストーンウッド(化石木)』を借りて、撮影した。
では、ご覧ください。
Graf von FABER-CASTELLの「PEN OF THE YEAR」は2003年から始まった。
スネークウッド・琥珀・ガルーシャ・マンモス そしてストーンウッド。
今、スネークウッドの15万円が安いと思う。
お客様もそうおっしゃる。
でも、違うよね。
万年筆で15万円が安いなんて。
100万、200万などなどで、感覚が狂っている。
今回のストーンウッドは、本体価格35万円である。
私は、ずっと、スネークウッドが熟成してくれて、一番いいと思っていた。
しかし、違っていたような気がする。
薄い色の部分がだんだん濃くなり、濃淡が判りにくくなる。
昨年のマンモス&エボニーが熟成してくれて、一番のような気がする。
ただ味わいを深めるには、10年、20年、30年かかりそうだが。