革小物vol.40 “革製品の熟成 (2)”
1ヶ月程前に、Sting コードバン ナチュラルを画像で紹介した。
それ以来、通勤の朝の電車の中での1時間程毎日撫でてきた。
まだ味わいを増したという程ではないが、色合いが変わった。
半年、1年先が楽しみである。
先日、珍しく息子二人と外食をした時に、長男が半年程使っているSpanker Ⅰ ワインを自慢げに見せてくれた。
使用感が出て、味わいを深めているのに驚かされた。
Sting ワインをコードバン ナチュラルの前に使っていた私のものとは、まるで違う味わいである。
「負けた。」 私の完敗である。
それらを、皆さんの画面で伝わるか心配はあるのだが、ご覧いただきたい。
では、はじめに私が1ヶ月少々毎日撫でているSting コードバン ナチュラルから。
次に息子が使っているSpanker Ⅰ ワイン
画像では判りにくいかもしれないが、息子のSpanker Ⅰ ワイン 私のStingでは全く違う使用感である。
更に、同じSpanker のⅡで、私が現在も使っているグリーン
最後に私の自慢をひとつ。
2年2ヶ月、電車で撫でていたサドルプルアップ Sting ナチュラル
どうも私にはナチュラルが合っているらしい。
3年近く前に、Tongue ナチュラルを息子に使わせたのだが、それは熟成せず、
「汚くなった感じなんだよ。」と言っている。
私の愛は、ナチュラルにしか受け入れて貰えないのだろうか。
これからも、使い続けてゆく。
きっと受け入れてくれると信じて。