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フルハルター*心温まるモノ

モンブランNo.62 

モンブランの1956年から69年まで造られた四色ボールペン、1960年から69年まで造られた三色ボールペン・二色ボールペン、それぞれ二種、計6回に渡ってご覧いただいた多色ボールペンが終わり、今回は私が大好きなペンシルである。
1955年(私が10才の時、50年前である)から69年まで造られた、やはりモンブランの四色ペンシル No.62をご覧いただく。

No.62は、スターリングシルバー(純度935/1000)で、しかも12角。
同じスターリングシルバーでも丸型No.61も造られていたが、私は持っていない。
どちらかと言えば12角の方が好きなのだが、ご賛同いただけるだろうか。

何で四色ペンシルなど造ったのだろうか。
使う人、買う人が居ると思って造ったのだろうか。
何本あったのだろうか。
何人の人達が買われたのだろうか。
単純な疑問が次から次へと湧いてくる。
会社に財務的な余裕があったのだろうか。
それとも、少数をも大切に多くの種類を造ろうとする人々の情熱の成せる技だったのだろうか。
当時のモンブラン、そしてそこに身を置いた人々に心から敬意を表したい。

この四色ペンシルは、レバーを一杯に下げ、先端を回転させることにより芯を出すメカニズムである。
この作業がまた楽しい。
一般的には簡単ではなく、面倒くさい。
その面倒くささが楽しいのである。
だから、“変人”と賞賛していただけるのだろうと、私は思っている。
絶滅種たる“世の変人よ”共に生きてゆこうではないか。
では、画像をご覧いただこう。

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ただ、残念なことがある。
それは、芯を入手することが難しい。
更に、濃い柔らかい芯は皆無である。
黒も赤も、青も緑も、濃い芯があれば、「ヌラヌラ」と書けるのだが。残念!!

【 製品仕様 】
軸・クリップ: スターリングシルバー
芯出し方式: サイドレバー式
芯出し方式: サイドレバーを一杯に押し下げて、
メカニズム先端を回転させる。
形状: 12角
太さ: 9.5mm
長さ: 125.5mm
重さ: 27g

■ 製造年代:  1955~1969年
■ 最終販売価格: 6,500円 (1968年8月)
by fullhalter | 2005-09-30 12:59 | マイコレクション