フルハルターオリジナル『0.9mm シャープペンシル』
あれは昨年9月頃だったと思う。
シャープペンシルの芯を造っていただける可能性のある方が来店された。と言っても、ペンシル芯のセールスに来られた訳ではなく、万年筆というよりもフルハルターの調整に興味を持たれて。いろいろと話していくうちに、
「0.92や、1.18のシャープペンシルで濃い、軟らかい芯ないですよね。欲しいと思っている人は多くはないけど、いるんですよね。それも、強烈に欲している人が。」
「出来るかどうか判らないけど、検討してみましょうか。そういう手造り、私も好きですから。」
「急ぐ話ではないですけど、実現出来れば喜ばれる方がいますよ。是非実現出来るよう、努力してみていただけませんか。」
それから約半年、出来る筈もないと思っていた私は思いがけずも
「サンプルを自分で使ってみたけど、今のシャープ芯よりも軟らかく気持ちよく書ける芯が出来ましたよ。使ってみてください。」と言われ、驚いた
この人はあれから忘れずに造る努力をしてくれていたんだ。
早速試したところ、なんだ~こりゃ~「ヌメ~」じゃないか。
「いいですね~。軟らかくヌメ~と言う書き味ですね。こんな書き味が欲しかったんですよ!」
「自分で使ってみても、今の樹脂芯とは明らかに違うと思いましたよ。こだわりがあって。造ってみて~という奴、つまりはモノ好きがいたから出来たんですよね。」
製品として造る為には大きなネックがあった。
ご存知のように、ロットの問題がある。
ただどうしてもこの書き味をペンシル好きの方に試していただきたく、オーダーをしてしまった。
では、画像を。
― 最後に ―
現在販売されているシャープ芯は樹脂芯で、セラミックのようなモノ。
それに比べ、今回のオリジナル芯は黒鉛と粘土の焼きモノで鉛筆芯と同じ種類。全く違う種類の為に”ヌメ~”という書き味となり、芯そのものの色が真黒で、樹脂製の銀色っぽい色とは全く違う。
シャープペンシルの芯を造っていただける可能性のある方が来店された。と言っても、ペンシル芯のセールスに来られた訳ではなく、万年筆というよりもフルハルターの調整に興味を持たれて。いろいろと話していくうちに、
「0.92や、1.18のシャープペンシルで濃い、軟らかい芯ないですよね。欲しいと思っている人は多くはないけど、いるんですよね。それも、強烈に欲している人が。」
「出来るかどうか判らないけど、検討してみましょうか。そういう手造り、私も好きですから。」
「急ぐ話ではないですけど、実現出来れば喜ばれる方がいますよ。是非実現出来るよう、努力してみていただけませんか。」
それから約半年、出来る筈もないと思っていた私は思いがけずも
「サンプルを自分で使ってみたけど、今のシャープ芯よりも軟らかく気持ちよく書ける芯が出来ましたよ。使ってみてください。」と言われ、驚いた
この人はあれから忘れずに造る努力をしてくれていたんだ。
早速試したところ、なんだ~こりゃ~「ヌメ~」じゃないか。
「いいですね~。軟らかくヌメ~と言う書き味ですね。こんな書き味が欲しかったんですよ!」
「自分で使ってみても、今の樹脂芯とは明らかに違うと思いましたよ。こだわりがあって。造ってみて~という奴、つまりはモノ好きがいたから出来たんですよね。」
製品として造る為には大きなネックがあった。
ご存知のように、ロットの問題がある。
ただどうしてもこの書き味をペンシル好きの方に試していただきたく、オーダーをしてしまった。
では、画像を。
― 最後に ―
現在販売されているシャープ芯は樹脂芯で、セラミックのようなモノ。
それに比べ、今回のオリジナル芯は黒鉛と粘土の焼きモノで鉛筆芯と同じ種類。全く違う種類の為に”ヌメ~”という書き味となり、芯そのものの色が真黒で、樹脂製の銀色っぽい色とは全く違う。
by fullhalter
| 2004-04-16 10:21
| 私の好きなもの