長原宣義さんの作品たち その4
その煤竹を3種紹介してきた。
煤竹の作品達も年を追って進化してきたのだが、今週はその原点とも言うべき飾りの一切ない作品。
と言っても、初期の段階の作品の時に私が求めたものではなく、
後期になってから、「煤竹に蒔絵をしたらいいよな」との思いで、
わざわざ長原さんにお願いして作っていただいた作品である。
ただ、残念ながら経済的な問題で蒔絵を施すことは諦めざるを得なかったので、
この作品は、「初期煤竹の作品」として残らざるを得ない。
では、画像を。
ここまでご覧いただければ、キャップ、胴軸に絹糸、金の糸、螺鈿、宝石がないのが
お判りのことと思う。
竹のままで螺鈿加工されていない。
ペン先はクロスポイント