蓋付き煮物椀
輪島の八井浄漆器本店には数多くの製品が並べられていた。
まず、合鹿椀朱タメ色の色合いがもの凄く気に入って買い、次に、同じくタメ色の片口とぐいのみ。
店内をいろいろ見ているうちに「三代目の作品」と「四代目の作品」が並べられ、
販売されていることに気付いた。
「この三代目の蓋つきの 奴の器、いいですね。何時頃造られたのですか?」と尋ねると、
「おそらく明治三十年代だと思う。」と言われた。
驚いた。
110年以上も前に造られた器が新品で売られている。
大きな桐箱に入った二代目の作品には、明治10年製作あり、140年前に製造したままである。
何という店なのか・・・
ただ、奴の絵はその時のものではなく、後で絵付けされたものだというので、
「明治30年代そのままのものはないですか?」と尋ねると出してくれたのが、
これからご覧いただく「蓋付き煮物椀」である。
実に美しく、姿、形のよいもので、約110年前に造られたそのものだとの思いで見て欲しい。




大きさ: 170mm×90mm
重さ: 317g
まず、合鹿椀朱タメ色の色合いがもの凄く気に入って買い、次に、同じくタメ色の片口とぐいのみ。
店内をいろいろ見ているうちに「三代目の作品」と「四代目の作品」が並べられ、
販売されていることに気付いた。
「この三代目の蓋つきの 奴の器、いいですね。何時頃造られたのですか?」と尋ねると、
「おそらく明治三十年代だと思う。」と言われた。
驚いた。
110年以上も前に造られた器が新品で売られている。
大きな桐箱に入った二代目の作品には、明治10年製作あり、140年前に製造したままである。
何という店なのか・・・
ただ、奴の絵はその時のものではなく、後で絵付けされたものだというので、
「明治30年代そのままのものはないですか?」と尋ねると出してくれたのが、
これからご覧いただく「蓋付き煮物椀」である。
実に美しく、姿、形のよいもので、約110年前に造られたそのものだとの思いで見て欲しい。




大きさ: 170mm×90mm
重さ: 317g
by fullhalter
| 2014-02-06 11:25
| 職人の仕事