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フルハルター*心温まるモノ

フルハルター二十周年記念小松製作鞄

8月12日、『趣味の文具箱vol.27』の取材で古山浩一さんと井浦さんが来店された。
それ以前に清水編集長、井浦副編集長がいらした時に、
「次号(27号)の古山さんのページ、森山さんの取材にしたいのでお願いに来ました。」
ということで取材を承諾していた。

取材当日、話がいろいろ進む中で、
「古山さん、小松さんに造ってもらった20周年の鞄、見せたことあった?」
「HPでは見たけど…。」

鞄を見た時の古山さんの反応が凄かった。
「何これ!すげぇ~鞄だね。小松ちゃん森山さんとこの20周年ということで凄く力が入ったんだろうね。こんな造り方できねぇ~よ。
親方の藤井さんじゃなく、自分を選んでくれたことへのプレシャーやら何やらあって造ったんだろうけど、泣きながらじゃねぇ~の。」

一方、私の方は藤井さんの鞄は既に二つ持っているし、小松さんが造った鞄を、という思いと
20周年と言っても藤井さんにお願いするのは少々ハードルが高く思われて、
結果として小松さんにお願いしたら快く引き受けて下さった、というのが事の真意であった。

以前、初めて店を訪ねてくださった方が鞄を造っておられ、藤井さん、小松さんとも面識がある、というので、
20周年を見ていただいたことがある。その方は見るなり、
「こんな鞄、見たことがない。」と言っていたが、今回の古山さんの反応を見て、
プロから見れば直ぐに、凄い造り方をしていることが判るのだ、と改めて小松さんに感謝している。
何事についても私はそうなのだが、
自分自身が気に入れば、世の中の評価などどうでもいい。その道へ進むのであれば素材選びから造り方、
料理方法を研究する必要はあるだろうが、所詮一消費者でしかない。私にとって唯一肝心なことは造り手選びだけ。

「HPの画像だとこの造りが表現されていないよ。もっとこの凄い造りの部分見せなきゃ。」
と、古山さん。
「何カットぐらい見せればそれが判るの?」
「20カットくらいじゃねぇ~の。」

因みに、8月13日、古山さんブログは、「趣味の文具箱取材・フルハルターの20周年」でした。

素人の私は、昨年の9月14日、23日、28日の画像で今でも十分だと思っている。
フルハルター二十周年記念小松製作鞄
フルハルター二十周年記念小松製作鞄 その2
フルハルター二十周年記念小松製作鞄 その3

今回の画像が、プロの古山さん、藤井さん、小松さんが、
「ここを見せなくては判らないだろう。」という画像になっているか不安だが、ご覧ください。


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内部は緑のとてもやわらかい皮革
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このキーカバーはテッセンの葉を連想させ、とても気に入っている。
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このマークは私が最も好きな釣鐘形のテッセンから私自身でデザインしたもの
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古山さん曰く、「小松ちゃん引っ張り出して、どんな思いと、どれだけ大変だったかを根掘り葉掘り聞き出したいね。
これだけの造りだったら価格は倍でもおかしくないよ。」
小松さんが造った鞄の凄さに感動している。
機会があれば。小松さんに思いを聞いてみたいと思う。
by fullhalter | 2013-08-16 11:02 | フルハルター20周年記念