Tortoiseshell
私は原則的に茶縞、トータスシェルが好きだ。
一昨年長崎を旅して、べっ甲職人の観海さんにお目にかかることが出来た。
天燃、自然のものが好きな私だが、
べっ甲Tortoiseshellは知っていても何一つ持ってはいなかった。
65年間、自然に手にする環境ではなかったのが理由である。
観海さんにお目にかかり、べっ甲の魅力に改めて引き込まれた。
二点のペンダントトップと黒文字を求めたのだが、
その時に目の前で「水もく」でハートの形を造って下さった。
それは携帯のストラップにと言うことだったが、
女房の希望でこれもペンダントトップになるよう、鎖を通すリングを付けていただいた。
目にし、手にした時から希少部位である水もくの柄に魅了され、
万年筆屋でありながら「べっ甲 水もく」のシリーズで皆さまに紹介している途中である。
丁度その最中にpelikanからM800の茶縞、Tortoiseshellが発売される。
「Tortoiseshell」…何とも言えない心地よさ、響きではないか。
1950年から60年にかけて造られた400は、TortoiseshellーBrownと呼ばれていた。
私が茶縞を好きなのは、その色と模様が天燃のものであるTortoiseshellを連想させるからかもしれない。
この原稿と撮影は2月26日(火)ですが、更新の本日3月1日にはM800茶縞は入荷しています。
私にとっては、待ちに待ったpelikan M800 茶縞/TortoiseshellーBrownは
来週の更新でご覧いただきますので楽しみにお待ちください。
では、過去に発売されたpelikan M400 茶縞とべっ甲を比べながらご覧ください。
M400 トータスシェル

べっ甲(トータスシェル)

M400 トータスシェル

べっ甲(トータスシェル)

M400 トータスシェル

べっ甲(トータスシェル)
