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フルハルター*心温まるモノ

『趣味の文具箱vol.24』

いつも思うのだが筆記具だけの本が8年も9年も出版し続けられることを誰が信じるだろうかと。
2004年5月に取材をさせて欲しいというご要望をいただき、お目にかかった編集長の清水さん。
自宅で副編集長の井浦さん共々取材を受け、出来上がったのが『趣味の文具箱vol.1』で
それまで取材を受けてきたテレビ、新聞、雑誌等の中で最も深く掘り下げられた内容で、
秀逸の出来上がりだった。

清水さん、井浦さんとお会いした時に、「この方なら」の直感が見事に当たって、
「俺は人を見る目がある」と自画自賛したのを昨日のことのように覚えている。
それにしても、それが24号まで続くとは…。
いくら清水さん、井浦さんでも精々3号~5号で終わりと思っていた。

私が生まれ育った頃から20~30年前まで普通だと思われていた考え方、生き方が
現代では変わり者と映るような時代の変化があったと、私には思えてならない。
時代の流れは誰にも止められないし、今が悪いというつもりもない。
ただ、許されるものなら、私は以前の価値観で生き続けたいと願っている。
同じ価値観を持った清水さんは変人であり、バカ者と評されるかもしれない。
私が好もしく思い、つき合っている方々は概ねそんな価値観を持つ変人で、
その評価を褒め言葉と思っている。
本当の意味での職人である。
では、『趣味の文具箱vol.24』の一部をご覧ください。

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どなたが書いたのか判らないが、インクの濃淡を含め、実に美しい。
人の心に沁み込み、動かしてくれる。
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先日紹介したペリカンM101Nの リザード
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この方はフルハルターのお客様で実に味のある文字を書かれる。
お勧めのの満寿屋さんの用紙を使っておられる。
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最後に山崎夢舟さんを中心とした「宝舟会」のペリカンM1000螺鈿「旭光」。
画像、印刷ではその美しさが充分表現出来ないのが残念である。
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by fullhalter | 2012-12-07 11:37 | ムック本紹介