『趣味の文具箱 vol.20』
2004年5月からだから、7年を過ぎた。
始めは万年筆の本を作るので、ということからだった。
お二人とも仕事への取り組み方の一生懸命さが伝わってきて、
そんな様子が私の目に好もしく映った。
今でも親しく付き合っていることを考えると、
私の第一印象が当たっていたこと、自画自賛したい。
『趣味の文具箱 Vol.1』が出来た時に
「なかなかやるな」と思ったのだが、
果たしていつまで続くものやら・・とも。
それが7年間続き、ついにVol.20である。
誰が予測出来ただろうか。
おそらく編集長の清水さん唯一人ではなかっただろうか。
「諦めない」「しつこい」は、やがて「継続は力なり」となる。
その点に於いて、人には負けない自信を持っている私だから
3年で店を閉じていただろうフルハルターが18年目であると思っている。
清水さんにも私と同じようなものを感じている。
万年筆画家として有名な古山さんには「変人」と呼ばれ喜んでいる私だが、
清水さんにも尊敬の念を持って「変人」の称号を与えます。
妥協しない職人は今の時代「変人」という称号を与えられることが多い。
私が子どもの頃は、それが普通だったが、この半世紀はとても長く
普通と呼ばれていた人たちが、「変人」と化した。
清水さん、あなたももうすぐ殿堂入りですよ!
その為にも、取りあえず30号を目指してくださいね。





