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フルハルター*心温まるモノ

Quill Note

アサヒヤ紙文具店の萩原さんと初めてお目にかかったのは2002年。
「ペリカンのM800が欲しい」というお客様だった。
(フルハルターのHP…システム手帳 リフィール

名刺を拝見すると同業の方。
「仕入れたものをお使いになったら。うちは定価販売ですから。」
と申し上げると
「いや、フルハルターで研ぎ出したM800を使いたいので。」

2006年には萩原さんから紹介されたという若い方が注文にいらした。
名刺をいただいて驚いた。
あの、私にとって憧れの、原稿用紙を造り続けている満寿屋の川口さんだった。

それ以来のお付き合いをさせていただいている。
お二人とも自らが造るモノ、販売するモノにもの凄く拘りを持っておられ、
好もしい方々である。

話はそれるが、
蒔絵の山崎夢舟さん
手彫り彫金師の方
鞄のFugeeさん達
きゅう漆の大西 勲さん
枻(えい)出版社の清水さん、井浦さん
ワイルドスワンズ
そして、このお二人。

仕事に対して純粋に向き合っている、妥協しない人たちに惹かれる。
何とも言えぬ魅力を感じる。
皆そんな方々である。

枻(えい)出版社が「趣味の文具箱」を出版する時もそうだったが、
私も当事者も使い手、読み手ではない。
何を求めるかは人それぞれ。
「造る」に当たっては、拘りを持った使い手に合うことが
重要なひとつであると考えている。

アサヒヤ紙文具店さんのHPにもあるが、
枻(えい)出版社同様、2006年の秋、
フルハルターのお客様達を萩原さん、川口さんにお引き合わせした。
それが今回のオリジナルノート「クイールノート」の製造にあたり
どれ程役立ったかは判らないが、多少のヒントくらいにはなったのかもしれない。
それでは、画像でご確認ください。
はじめにマークから。
これまで何度も申し上げてきましたが、
私は、「マークは顔」と思っている。
このマークが萩原さん、造り手の思いを表している。
アサヒヤ紙文具店さんのロゴの一部である羽ペン(クイールペン)から
今回の「クイールノート」と命名されたそうだが、
クイールの入ったマークが可愛く、素敵だ。

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本体をご覧ください。
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中表紙
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クイールノート
 ● サイズ ( 縦 x 横 / 単位 = mm )
   外形寸法: 155 x 111
   本文寸法: 148 x 105
   (本文のサイズが正A6です) 厚さ: 15.5mm

 ● 本文紙: 満寿屋のクリーム紙
 ● 罫内容: 5mm方眼
 ● 罫線の色: ダークグリーン
 ● 本文の枚数: 120枚 (240ページ)
 ● バンド ・ しおり付き
 ● 表紙: ブラック・ボルドー・麻
 ● 販売価格: 3,360円

フルハルターで販売することはできませんが
三種とも実際にご覧いただくことは可能ですので
ご覧になりたい方はお申しつけください。
by fullhalter | 2011-05-20 11:43 | 文具