フルハルター*心温まるモノ

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Fort

28才くらいから吸い始めた煙草。
(それなら、そのまま吸わなきゃ良かったじゃない、と家族から言われている)
そして、今でも吸っている。

ケーズファクトリーさんとお付き合いが始まった2004年春、
ワイルドスワンズ製品としてオイルライターケースFortがあることを知った。
ただその頃は、皆がよく使っているジッポーはひとつも持っていなかった。

デュポン好きの私は、いくつかの古い大、小のそれを使っていた。
その中でも好きなのが漆濃紺の小さい方のライター。

鴻野さんにお願いして、
当時製品として使われていなかった紺の皮革があることを知り、
濃紺の小さいデュポンの住処として無理を承知でお願いした。
それがこれ。

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それ以来、友人たちにいただいた古いダンヒルのオイルライターや
古い小さいデュポンデュポンを入れる為のFortも多く使われる様になった。
では、それらをご覧ください。

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by fullhalter | 2011-11-25 12:28 | 皮革製品

Nine

ワイルドスワンズブランドを造っているケーズファクトリーさん、
というより社長の鴻野さんの発想が凄いと思う。

先週のTrank…フリスクケース
今週のNine…ガムケース
ともに11,500円。

一体誰が11,500円も払って、
フリスクやガムを入れるケースを買うのか…と思う。
だから、買う、いや買う人がいるかもしれない、という
発想自体がまず凄いと思ってしまう。

「モノ」を造る、売る側にいる人たちにとって、
買う人がいるかもしれない、というものなど造らないし、扱わない。

今の世の中では「変人」と呼ばれてしまう、
私が大好きな数少ない人種だ。

そのお陰で先週のフリスクケース「Trank」は、
私の多くのライターたちの住処となって安心して日々過ごしている。

そして、今週のガムケース「Nine」と言えば…、
実印ケースとなっている。

「Nineは、実印ケースとして使っている方がおられますよ。」
と鴻野さんから聞いてはいた。
私からもお客様にその事をお話しすると
「発想していなかったけど、そう言われてみればその使い方、いいかもしれない。」
と買われる方がいらっしゃる。

では、ガムケースNine、ご覧ください。

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                                 先週のTrankと並べて
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                         父が残してくれた象牙を削り直した実印の住処
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                                   ナチュラルと並べて
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by fullhalter | 2011-11-18 10:58 | 皮革製品

Trank

10月14日、コインケースCactusの時にも申し上げたが
私は造り手の使用目的と違った使い方が見つかった時
自分だけのものとの喜びを感じる。

ワイルドスワンズ製造中止モデルが沢山あり、
その中のひとつが今週のTrank。

これもフリスクではなく、何かに使えないかと思っているうちに
ライターケースになるのでは……。

店の近くに大いなる趣味人が居られる。
ある時は大井町の駅から自宅に戻る途中にある店に寄られ、
「これ今買ってきたのだけど、森山さん好きじゃない?」
と差し出されたのが、ダンヒル限定の銀無垢ライター。
それは私の心の中に入り込むライター姿、形だった。

金もないし、こんなの買える訳もないと思いながらも
脳裏に浮かんでは沈む毎日。
数ヵ月後、売り切れていることを願いつつダンヒルショップへ。

「2つだけですけれど、残っています。」
えっー、何だよ。まだ残っていたのか、と思いながら
渡されたそのライターを見ると
197/500 の刻印が。
197…イクナ

お前の為に今までここで待っていたのだ。
買わないでイクナ(行くな)
多くの方々が今ニヤニヤ笑っているのでは…。
これが、モノ好きの理屈
女房には決して理解出来ぬ理屈。

こうして私の元に嫁いで来た
ダンヒル銀無垢の佇まいにピッタリだったのが
フリスクケースのTrank。

早速、黒のTrankにダンヒル限定銀無垢ライターを入れて持ち歩くことに。
この件については、革小物Vol.10で触れている。
それ以来、Dupontのライターや銀無垢のライターをTrankに入れている。

ワイルドスワンズ製品は堅牢に造られ、皮革が硬い。
そのままでは出し入れがしにくい為、
デュポンの以前のタイプ大を入れて革を広げて使用している。
ではライターケース、『Trank』をご覧ください。


                                  オリジナルワイン
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                          このデュポンが革を広げるのに使うライター
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                                  オリジナルグリーン
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                                     デュポンの限定品
                               店の近くの大いなる趣味人からいただいた
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                    サドルの黒でダンヒル限定銀無垢(Trankをライター入れとした原点)  
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                          ミネルバ グリージオに1.8mmござ目 銀無垢
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                            グリージオの熟成がお判りになるだろうか
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                         ミネルバタバコに1mmござ目銀無垢に夢舟さんの漆
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                                    全てを並べて
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by fullhalter | 2011-11-11 14:34 | 皮革製品

GRAF VON FABER-CASTEL『イントゥイション プラチナウッド』

このHPで何度も申し上げてきたが、GRAF VON FABER-CASTELは大好きなメーカーである。
その理由は、この業界では秀逸なデザインと銀無垢と熟成し続ける木軸の素材を使っていること。
究極の贅沢と我が家では呼んでいる「パーフェクトスターリングシルバー」。
スゲェーと思うが、私には買っても使えない。
カートリッジ式は基本的に販売していないフルハルターだが、例外がファーバーカステル伯爵コレクション。
繰り返してしまうが、スターリングシルバーや木軸のグラナディラ、ペルナンブコ、エボニーと使ってゆくうちに熟成してくれる素材、私にはたまらない。
ペン先が使い手に馴染んでくると同時に軸も熟成し、ともに味わいを深めてくれる、万年筆としての理想である。
けれど、そうは思っても使えない理由があった。

予てよりその理想である「伯爵コレクション」にも問題があり、これを解決してくれればと密かに願っていた。
その問題点とは、
1.全体の重さの割に軸系が細い。
2.キャップをつけて書く人には余りにも長すぎる。
つまり、バランスが悪い。

しかし、このバランスの善し悪しは使う人によって評価が違い、中には「この伯爵コレクションはバランスがいいですね。」と言われる方も居られる。
これも繰り返し申し上げていることだが、食べ物の好みと一緒でその人それぞれの五感で決まり、一概には言えない。
ただ一般的には重い軸、そして長い軸が合う人は、太い軸を持たれた時、「いいバランスだ」と感じる。

持つ位置が後ろの人は、手に乗せた時にその重さが下に向き、それが安心感、安定感に繋がる。
その安心感、安定感を感じると自然に握り方が弱くなり、手に乗せた状態、つまり、万年筆の重さで書くことに繋がるのだ。

軸径が太ければ自然に上記の書き方になるのだが、細いと自然に握り方が強くなる。
それ故(伯爵コレクション大好きなのだが)、人を選び、多くの方々にお勧めすることが難しかった。

だが、先日いただいた案内に、
「太軸のイントゥイション・プラチノに、温かみのあるウッドバレルが加わりました。」とある。
何~!これまでの伯爵コレクションの問題が解決するのか。
早速代理店にお願いし、プロトタイプの万年筆とボールペンをお借りして比べてみた。

軸は確かに太く、重い。
ペリカンシャルロッテやモンブラ146 ソリテールより重く、ペリカンマルガリータよりも少しだけ軽い。

「イントゥイション・プラチノウッド」万年筆とボールペン、伯爵コレクション、ペリカンM800の比較をご覧ください。

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ご覧いただいた通り、伯爵コレクションに対し太く、重く、更に短くなった。
このイントゥイション・プラチノウッドの木軸は、グラナディラとペルナンブコが造られ、それぞれ万年筆、ローラーボール、ボールペン、ペンシルがある。
では、画像を。

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伯爵コレクションと並べて
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更にペリカンM800
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伯爵コレクション ペルナンブコ未使用と使用品
使用品の方は以前造られていたシルバープレートキャップ
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< 価格 >
万年筆:95,000円 +税
ローラーボール:65,000円 +税
ボールペン、ペンシル:50,000円 +税
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by fullhalter | 2011-11-04 17:10 | 限定品万年筆