フルハルター*心温まるモノ

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第三十二話 ペリカン101N復刻について

  ペリカン101Nが復刻され、特別生産品として販売される。
当初、昨年12月までには発売される予定だったが、今年の4月頃に変更された。

  フルハルターの嘆願書の提出がどれ程の影響があったのかは判らない。
これまで何度も申し上げたことだが、1930年代に造られた『Pelikan 101N tortoise-shell』はその姿、形、色合いが私が最も好きなモデルである。
私にとってもその発売がもの凄く楽しみだ。
その訳は、純粋に私個人が「造り手の思いが一杯につまった、最も万年筆らしいモデル」であると思う、ということであって、私以外の人の目にはどう映るのかは保証出来ない。

  わざわざ101復刻の画像をメールに添付してくださったり、印刷されたものを店にお持ちくださった方も居られました。
ただ販売する側にいる私は、世で言う、「下駄を履くまで分らない」と思っています。
それは過去にも多くそんな例があったから。
その姿、形はおそらく1930年代そのものであろう、と思ってはいるが、キャップ、胴軸のトートイズ、色、柄にやや不明な点があるのではないだろうか。
ペリカンでは320ルビーレッドの例もある。

  今は情報が独り歩きする時代、下駄を履いた時、これは良かった、と心から思えることを願っている。
参考までに、1930年代の画像を。
(これは4月に発売予定の復刻とは違いますので、お間違えのないように)

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by fullhalter | 2011-02-25 14:12 | 私と万年筆

Dunhill DW251

先々週ご覧いただいたダンヒル“ドレスコレクション”DW151万年筆のボールポイントペンは、DW251という品番で販売された。
このタイプの形状は始めて(?)のモデルだと私は思っている。
キャップ・胴軸の両面はバーレイ模様で、側面はそれぞれ7面のダイヤカットカットである。
高級感はその素材、仕上げから十分理解出来るのだが、果たして「持ち心地がよい」と思われた方がどれ程居られたのだろうか。
しかし、それは各人の感覚の問題であるので深く追求すべきことではない。
では、DW251ボールポイントペン(スターリングシルバーにゴールドプレート)バーメイルをご覧ください。

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芯の交換はダンヒル独特の方式
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ドレスコレクションはもの凄く高価で
82年…60,000円 83年からは80,000円だった。
参考までに
82年モンブランは、149…35,000円 146…25,000円
83年モンブランは、149…40,000円 146…30,000円
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by fullhalter | 2011-02-18 14:06 | 愛しきものたち(筆記具)

ペリカン社限定品蒔絵万年筆四つ葉 

ペリカン社からは、これまで山崎夢舟さんをはじめとする数名の方々の蒔絵、螺鈿、沈金の作品が販売されてきた。
蒔絵万年筆として15作品目となる今回は、『四つ葉 ~Four-Leaf Clover~』である。
(その他には螺鈿『旭光・月光』、沈金では『桜舞・紅葉』)

作者は、石蔵 慎博さんで、この方の過去の作品としては、2006年の『敦煌天女』(63万円)があった。
今回の『四つ葉 ~Four-Leaf Clover~』は、前回の『花火』と同じく28万円(税込み294,000円)での発売である。

まだ実際に見ていないのでコメントすることは難しいが、ペリカン社から送られてきた画像をご覧ください。

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1.価格
¥280,000 +税

2.仕様
ペン先: ロジウム装飾18金 (M)
キャップ・胴軸・天冠: 加賀研出蒔絵

3.作者
石 蔵 慎 博
*作者名は胴軸に蒔絵で表示

4.製作数量
世界限定 88本 (国内販売予定 20本)

5.発売時期
平成23年3月
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by fullhalter | 2011-02-11 12:44 | 限定品万年筆

Dunhill DW151

ダンヒル筆記具は私が在籍していたダイヤ産業が輸入元だった。
以前に紹介したQIS(万年筆) QBT/QBL(ともにボールポイントペン) QFS(フェルトペン)達は
1st ジェネレーションと呼んでいた。

新製品として“ドレスコレクション”が日本では1981~82年に発売されたと記憶している。
どうもこれらのモデルは1979年の秋にダイヤカット・バーレイ模様として発表されたらしい。

モデルはバーメイル(銀無垢に金メッキ) DW151(万年筆) DW251(ボールポイントペン)。
銀無垢そのもののDW131(万年筆) DW231(ボールポイントペン)の4種。

今回ご覧いただくのは、DW151である。
ペン先はニブポイントの形状が私のバイブル的存在になった、モンブラン ノブレスと同じである。
円筒形でも角形でもなく、とても変わった形状で、ダンヒル社としては自信を持って世に送り出した製品達ではなかったのだろうか。
ただ、一般的に言えば「持ちやすい」と思う人は少なかったであろうと、私は思っている。

DW151の販売価格は、当初85,000円。
当時のモンブランNo.149が35,000円、No.146が25,000円であったことを考えると、如何に高価であったことか。
1983年からは120,000円に。
当時149が40,000円、146が30,000円であった。
では、画像を。

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by fullhalter | 2011-02-04 11:55 | 愛しきものたち(筆記具)