フルハルター*心温まるモノ

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卵花器 『命想』

今週の「夢舟の作品達」も先週に引き続き、独立時計師ピーター・スピークマリンの銀座ショップ展示会に飾られていた作品である。

ダチョウの卵に穴をあけ、花器として蒔絵を描き、台としての陶器も夢舟さんご自身で造られた。
でかい、これが鳥の卵か。
ダチョウって鳥だっけ…。
皮は、オーストリッチとして高価な皮革製品になるし、私も大好きだし。
まぁ、何でもいいか。
ダチョウの卵であることは間違いないのだから。

触った感じもしっかりとした質感があり、陶器、磁器らしくもあり、更に柔らかさ、優しさも感じる。
自然のものはいい。
優しさ、柔らかさ、温かさ…熟練した人の手のなせる技は凄い。
先週、今週の作品を見ていると思わず、「俺のも造って。」と言いたくなってしまう。
夢舟さんは忙しすぎて無理だとは判っていても。
では、画像をご覧ください。

大きさ  卵花器: 15cm×12cm
      陶器の皿: <径>9.5cm <高さ>3cm

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【 作者の言葉 】
これはダチョウの卵に穴を開け花器にしたものです。
去年ジャパンブランド育成事業でニューヨークに行く機会に恵まれ急遽作った作品です。
あえて卵の質感を残し花の文様を蒔絵で表現しました。
花器に台は陶器で私が作りました。

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by fullhalter | 2008-02-29 11:38 | 夢舟の作品達

平棗 『夜桜蒔絵』

2月のはじめに、世界的に有名な独立時計師 ピーター・スピークマリンの展示会が銀座のショップで開かれた。
ピーター・スピークマリンと聞いてすぐ判る方は、時計に詳しい方か、既にこのHPで紹介した“山崎夢舟さんとのコラボレーション”をご覧になっている方であろう。
その展示会に夢舟さんが招待され、実演されることになっていた。
当日を楽しみにしていた。

会場には、夢舟作品として万年筆や、古来からの蒔絵世界の作品が並んでいた。
夢舟さんの実演が始まると、同行のお二人がその手さばきの素晴らしさに見入ってしまい、終わった時には
「すげ~、いい勉強した。」と、感心しきりだった。

熟練した人の手さばき、体の動きには、無駄がなく、力みもない。
それは自然体であり、見ていて美しさを感じるほどだ。
短い実演が終わり、時計、その他の作品を見ていた時、私の目を釘付けにした作品があった。
私の目に止まったと同時に、同行の一人が言った。
「いいなぁ~、これ。派手さをおさえて研ぎ上げた金の輝きと、光沢をおさえた黒の対比が絶妙だよね。」
私は、夢舟さんに聞いてみた。
「この技法だと 金は研ぎ出して黒の部分は研げないでしょ。この作品が出来上がるまでには何百回かの作業の繰り返し?」
「いや~、何百回じゃすまないでしょ。」
いやはや…。その後言葉が出なかった。
私も細かい仕事をしているつもりだが、比較にならない。
気の遠くなる作業、話である。

好きだなぁ~、人の手、それも熟練した人の手により造られたモノ。
思いを込めて造られしモノ。
では、今週の「夢舟の作品達」を紹介しよう。

平棗『夜桜蒔絵』
8.5cm×5.5cm

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【 作者の言葉 】
この作品は今一番新しい作品で黒漆のつや消しの色とつやありの色のコントラストをねらったものであえて渋く仕上げた作品です。
この良さが分かっていただける人がいれば嬉しいのですが、、。
まだ嫁ぎ先は決まっていませんが使い込んでいくうちにまた違った味わいの色になるのが楽しみです。

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by fullhalter | 2008-02-22 11:23 | 夢舟の作品達

繰り出し 銀無垢ペンシル 

 今週の繰り出し銀無垢(?)ペンシルは、いつ、どこで、誰からの記憶がない。
可愛そうな“愛しきものたち”の仲間である。

モノは、それに惚れ込み、ワクワクした気持ちを持って入手すべきである。
だからこそ、記憶、思いが残るのである。
このペンシルにその思いが残っていない私は、「堕落した…」と、つくづく思う。

コレクターの方なら、このペンシルの出自をご存知かもしれないが私には判らない。しかしながらこのペンシルには全く刻印がないことから、国産なのでは?と考えている。
純度は判らないが、その質感から銀無垢であることは間違いないだろう、と思っている。
天冠付近は、神殿の柱のようでもある。
では、ご覧ください。

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【 仕様 】
素材: 銀無垢(?)
長さ: 129mm
太さ: <軸> 8.2mm <天冠> 12.7mm
重さ: 17g
芯の太さ: 1.18mm
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by fullhalter | 2008-02-08 10:16 | 愛しきものたち(筆記具)

ちっちゃな万年筆とペンシル

 これらもある時に、ある方からいただいたもの。
「これ、あげる。森山さんちっちゃいの好きでしょう。」と渡され時は、驚いた。
想像、予測をはるかに超えたちっちゃさに。
(何だこいつら。ちっちぇ~。可愛い。しかも、銀無垢だぜ。)

余りのちっちゃさに使うのは難しい。
道具は使えなければ意味がないと、常々思っている私にとっても、
― こりゃ~持っているだけで、心豊かにしてくれる奴等だよな~。 ―
と思わせてくれた奴等である。
その内に自分でこいつらを入れる革ケース、それもこいつらに似合う可愛い奴を造ってやれればいいのだが…。

では、画像でその「ちっちゃさ」をと言いたいところだが、残念ながらそれは無理。
とりあえず、画像を見て、その仕様から推測して欲しい。

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【 仕様 】
素材: スターリングシルバー
長さ: 万年筆…79mm ペンシル…78.8mm <芯の太さ> 1.18mm
太さ: 万年筆…<キャップ> 6.8mm <胴軸> 6.0mm
    ペンシル…5.3mm
重さ: 万年筆…5g ペンシル…9g
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by fullhalter | 2008-02-01 09:57 | 愛しきものたち(筆記具)