フルハルター*心温まるモノ

<   2007年 12月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ペリカン社沈金春秋二季『桜舞』・『紅葉』

 ペリカン日本から、広義で考えると蒔絵の一技法とも言える「沈金」の万年筆が発売される。(来年1月中旬の予定)
加賀沈金 春秋二季『桜舞』・『紅葉』である。

蒔絵には平蒔絵・高蒔絵・研ぎ出し高蒔絵(肉合…シシアイ)等があり、山崎夢舟さんが描かれたこれまでのペリカンの蒔絵は、最も高い技法の肉合である。
前回描かれたのは、『唐獅子』であり、いつも通り魅力的な、素晴らしい出来映えであった。

一方、漆の技法にはペリカン『旭光』『月光』で表現された“螺鈿”がある。
夜光貝、白黒蝶貝、アワビ貝などの貝をはめ込んだ技法である。
漆を積み重ねてゆく“堆朱”。
そして今回の“沈金”等々の技法がある。
沈金は、やはりペリカンから以前販売された『1931 トレド』、金属技法の“象嵌”と同じで、刀(とう)で漆面に文様を彫り、金粉等を押し込んでゆく技法である。
漆にはこの様な多くの技法があり、それぞれに専門の方々が居られる。
丁度昨年の最終更新が、肉合蒔絵の『唐獅子』だった。
『旭光』・『月光』の螺鈿は一昨年。

今回の技法“沈金”には派手さがない。
高い技法の“肉合蒔絵”、天然の貝を使い、とても綺麗な“螺鈿”、落ち着いた良さが持ち味の“沈金”。
それぞれに特徴があり、深い味わいがある。

『桜舞』・『紅葉』は、M800を加飾したもので、20万円(本体価格)。
螺鈿の『旭光』・『月光』もM800で、18万円(本体価格)。
肉合蒔絵の一連の作品はM800で、約60万~90万円であった。

この『桜舞』・『紅葉』は、『旭光』・『月光』同様ペリカン漆万年筆としては買える価格(?)である為か、購入が難しいようである。
では、画像をご覧ください。

< 桜舞 >
e0200879_11245156.jpg


e0200879_1125199.jpg


e0200879_11251261.jpg


e0200879_11252828.jpg


e0200879_1126373.jpg


e0200879_11261751.jpg


e0200879_11262799.jpg


e0200879_1126376.jpg




< 紅葉 >
e0200879_11271529.jpg


e0200879_11272821.jpg


e0200879_11274149.jpg


e0200879_1127532.jpg


e0200879_11324377.jpg


e0200879_113301.jpg


e0200879_11331677.jpg


e0200879_11332790.jpg


製品名: 加賀沈金万年筆 春秋二季 『桜舞』・『紅葉』
価格: 各200,000円 +税
ペン先: M
作者: 関 光広 * 作者名は胴軸に蒔絵で表示
製作数量: 世界限定各250本(国内販売予定数量 各100本)
* 製造番号はキャップに蒔絵で表示
発売時期: 平成20年 1月中旬
[PR]
by fullhalter | 2007-12-21 11:22 | 限定品万年筆

NUPOINT

  この万年筆は知人からいただいたものである。
「NUPOINT」とあり、生産国、メーカーともに私は知らない。
コレクターの中にはご存知の方が居られるかもしれない。
これも私が好きな、「ちっちゃな万年筆」である。
そして、スターリングシルバー軸。
テコ部分に彫られた刻印。
愛しさを感じる、可愛い奴である。
この万年筆についての説明が出来ないので、画像でご覧いただくことにしよう。

e0200879_14584068.jpg


e0200879_1525695.jpg


e0200879_1531631.jpg


e0200879_1532597.jpg


e0200879_1534623.jpg


先週のウォーターマンとともに
e0200879_15491.jpg


長さ: <収納時> 87mm <筆記時> 131mm
太さ: <キャップ> 10.0mm <胴軸> 9.5mm
重さ: 13g
[PR]
by fullhalter | 2007-12-14 14:57 | 愛しきものたち(筆記具)

ウォーターマン テコ式銀無垢万年筆 

  万年筆発祥のメーカー ウォーターマン銀無垢 テコ式万年筆。
この万年筆を入手したのは二十数年前。
モンブランの日本総代理店に勤務していた私にとって他社製の万年筆にも興味があった。

池袋の西武デパートで古い筆記具の催事をしていることを、営業の人から教えられ、出向いた。
その時の催事場には相当多くの筆記具たちが並べられていた。
どんな筆記具を求めたいのかも判っていなかった私にとって、あまりにも多くの筆記具たちに少々混乱していたことを憶えている。
ただ、今も昔も変わらないのが、「ちっちゃな筆記具達」に魅力を感じること。
そんな混乱した心の中に飛び込んできたのが、今回のウォーターマン銀無垢のちっちゃな奴だった。
いくらで求めたのかは定かではないが、3万円か、4万円位だったと思う。
この業界に入って初めて売り場で求めた古~い万年筆。
それが、これである。
では、画像を。

e0200879_1419499.jpg


e0200879_1420024.jpg


e0200879_14201328.jpg


e0200879_14202557.jpg


e0200879_14205517.jpg


長さ: <収納時> 98mm <筆記時> 125mm
太さ: <キャップ> 10.8mm <胴軸> 9.5mm
重さ: 13g
[PR]
by fullhalter | 2007-12-07 14:18 | 愛しきものたち(筆記具)

ゴールドスミス&シルバースミス 

  モンブラン日本総代理店に勤務していた頃、ドイツへの出張が6~7回あった。
いつもドイツ人と結婚されていた日本女性が通訳をしてくれていた。

今回の金無垢のつけペン&ペンシルは、その出張の時に残ったドイツマルクを通訳の女性に、
「何かいいものがあったら、買っておいてください。」と渡したお金で求めてくれたものである。
「これは、1800年代の終わりに造られたとっても高価なものと言われて買っておいたんだけど。」と渡された。
スイス製の『GOLD SMITHS & SILVER SMITHS.Co』製である。
コレクターの本で、同じ会社の同じ形をした金無垢を見た記憶がある。

今使えるものではないが、姿、形、そして存在感のある大好きなモノのひとつである。
元々小さい筆記具が好きな私にとって、手のひらにすっぽり納まるその小ささが姿、形、そして存在感と共に“愛しき奴”と思わせてくれている。
では、画像でご覧ください。

e0200879_11484127.jpg


e0200879_11485276.jpg


e0200879_11492100.jpg


e0200879_11492435.jpg


e0200879_11493335.jpg


e0200879_11494258.jpg


長さ: 90mm <筆記時> 111mm
太さ: 8.8mm
重さ: 23g
[PR]
by fullhalter | 2007-12-01 11:38 | 愛しきものたち(筆記具)