フルハルター*心温まるモノ

カテゴリ:愛しきものたち(筆記具)( 74 )

モンブラン ノブレスNO.1128

モンブランノブレスシリーズをご覧いただいてきたが、今回が最後のNo.1128。

このモデルは、天ビス、クリップ、尻冠がゴールドプレートに14金のペン先が付き、キャップ、胴軸はクロームメッキで、最終販売価格が15,000円。

ノブレスシリーズのニブポイントは、他のモデルに比べ美しく仕上げられているものが多く、書き味も滑らかなものが多かった。
ここでも何度か申し上げているが、ある意味、私の研ぎ上げるニブポイントの原点ともなっている。

当時、マイスターシュトュック、クラッシック、ノブレスの中で何故かノブレスのニブポイントに美しい仕上げが多かったのか定かではないが、おそらくそれぞれに形状が違う為、研ぎ出しに使う道具が違い、ノブレスシリーズを担当している研ぎに係る人たちが私の好みに合った形状に出来る人が多かったのでは、と思っている。

では、モンブラン ノブレスシリーズ(1975年~1987年)No.1128をご覧ください。

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この時代のペン芯はエボナイトだった為、そのイオウに反応してペン先が変色することが多い。
3本並べて

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最後に皆さまがご覧になってご理解いただけるか判らないが、ニブポイントのアップを4点

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by fullhalter | 2017-03-03 13:21 | 愛しきものたち(筆記具)

ノブレスボールペン No.1957 スペシャルチェイシング

今週はモンブラン ノブレスボールペン No.1957 スペシャルチェイシングで、こう呼ばれていたものは数種あったと記憶している。
一般的ではなかったこれらのモデルは資料がなく、私にもよく判らない。

今回ご覧いただく製品は30数年前に私がこの業界で最も尊敬する方からいただいたもの。
以前その方のことを「この業界で唯一尊敬出来る方」と書いたことがあるのだが、HP担当の女房に
「唯一なんて言っていいの?」と言われたことを思い出す。

その方は小野田さんという方で、とても穏やかな方だった。
筆記具やライター等、ご自身が気に入られたものを集めておられたらしい。
残念ながら亡くなられたが、今でもフルハルターと私のことを話したいと時々思う。

では、その方からいただいたモンブラン ノブレスボールペン No.1957 スペシャルチェイシングをご覧ください。

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このモデルも前回の4色ボールペンNo.1757同様資料がなく、価格は不明だが、おそらく18,000円前後であろうと思われる。

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by fullhalter | 2017-02-17 11:06 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブラン ノブレスNO.1757

ロジウムプレート仕上げのノブレスは万年筆から始まり、12月16日のペンシルまで既に4種ご覧いただいた。
通常は万年筆、フエルトペン、ボールペン、ペンシルの四種だが、4色ボールペンも種類によっては作られていたようだ。

「いたようだ」というのは、私自身あまり記憶がなく、データも残っていない。
何時、どこから私の所にやってきたのかすら判らないのだが、ロジウムプレート(下二桁)は57で、4色ボールペンの1757が私の手元に残っていた。

では、そのモンブラン4色ボールペン ロジウムプレート仕上げNo.1757をご覧ください。

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芯を出した画像
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胴軸を外して
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胴軸を外して使いたい色の芯を出した画像
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このモデルはボールペンを平行にしてキャップチューブ上部にある色マークを上に、キャップをノック(スライド)して芯を出すメカニズム。
その色マーク
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最後にMONTBLANCの刻印
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このモデルはデータがないので価格は判らないのだが、1957単色ボールペンより高かったと思われるので、当時の価格は18,000円前後か?

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by fullhalter | 2017-01-27 13:20 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブラン ノブレスNO.1957

1975年から販売が開始されたモンブランノブレスシリーズはプラチナ無垢、18金無垢、スターリングシルバー等の特別な生産品を除いて6種あった。

製品番号は4桁で、上二桁は種類を表し、
11 ……万年筆
19 ……ボールペン
15 ……シャープペンシル
13 ……クイックペン
17 ……四色ボールペン

一方下二桁は質を表し、
47 ……ゴールドプレートでペン先は14K
57 ……ロジウム(プラチナ)プレートでペン先はロジウムコーティング14K
24 ……ブラッククローム ペン先はロジウムプレート14K
28 ……クロームプレート 天ビス、クリップ、エンドマークはゴールドプレート。ペン先14K
22 ……クロームプレート スチールニブ
20 ……ブラック&ホワイトクローム スチールニブ
の仕様で分けられていた。

今週はロジウムプレートのボールペン、No.1957、
つまり上2桁が19(ボールペン)下2桁が質で、57(ロジウムプレート)ということで、1957で表現していたということ。
では、画像を。

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上は発売当初のスイッチスリーブ式で、天ビスを押してリフィールを出し、クリップ上部を押してリフィールを引っ込める。
下は天ビスを押してリフィールを出し、もう一度押し、リフィールを引っ込めるメカニズムでスイッチスリーブ式と区別する為にダブルノック式と呼んでいた。


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右、スイッチスリーブ式 左、ダブルノック式でともにノックする前の状態。

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上、スイッチスリーブ式 下、ダブルノック式でともにリフィールを出した状態。

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スイッチスリーブ式 左、ダブルノック式
天ビスをノックした状態だと特にスイッチスリーブ式は軸にめり込む寸前まで入り込んだ様に見える。

最終価格: 15.000円

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by fullhalter | 2016-12-02 09:22 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブラン ノブレスNO.1357

先週からモンブランノブレスのロジウム(プラチナ一属)仕上げのシリーズになり、万年筆No.1157を紹介したが、今週はローラーボール(クイックペン)No.1357。
では、画像でご確認ください。

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芯はローラー、ミクロ、ミディアムの三種が付いていた。
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7月1日、No.1347フエルトペンで申し上げた通り、この時代は造り手が使い手に思いを寄せた「いい時代」だったと私は思っている。万年筆の天ビスは、白と黒だが、全く同じ外観のローラーボール(クイックペン)のそれは白と灰で、天ビスを見ればどちらなのかが一目瞭然。
左が万年筆、右がローラーボール(クイックペン)

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ローラーボール(クイックペン)は、メインの製品ではなかったので、カタログにも掲載されていなかった為価格は不明だが、万年筆No.1157が25,000円だったことから推測するとNo.1357は20,000円くらいだったであろう。

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by fullhalter | 2016-09-23 14:37 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブランノブレス

モンブランのノブレスにはいろいろな種類があってゴールド仕上げの下二桁が「○○47」万年筆、フエルトペン(クイックペン)、ボールペン、シャープペンシルは既に皆さまにご覧いただいた。

今回からは、やはり下二桁が「○○57」のロジウム(プラチナ属)仕上げをご覧いただく。
初回は万年筆の「No.1157」ですのでご覧ください。


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初期のキャップチューブは、全てラインの彫りだったが、後にネームスペースのものに変更された。


左:旧 右:新ネームスペースあり

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何度かこのHPで申し上げたが、モンブラン輸入元の勤務時代にニブポイントの美しい仕上げ、書き味は、ノブレスが抜群で、私の研ぎの基本になった。
そのニブポイントをご覧ください。

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最終価格:25,000円

なお、ゴールド仕上げのNo.1147とずっと同じ価格だったが、1984年にNo.1147が30,000円に値上げされたが、No.1157は据え置かれた。


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by fullhalter | 2016-09-16 13:33 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブラン ノブレスペンシルNO.1547

モンブランのノブレスシリーズは、ゴールドプレート、ロジウム(プラチナ)プレート、クロームプレート、ブラッククロームプレート等々があった。
既に紹介したNo.1147/No.1347/No.1947は最も高いゴールドプレートのシリーズで、今週のNo.1547はシャープペンシル。

当初(1976年迄)は、芯の太さが0.92mmで、1977年から0.5mmに変更された。
では、0.92の時代のNo.1547からご覧いただきますが、これも途中から首軸の先端に切り割が入れられた。


首軸に切り割が入っていないNo.1547
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切り割が入った首軸
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切り割の入っていない(古い)首軸と入ったものを並べて
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1977年から造りはじめられた0.5mm芯のNo.1547
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万年筆のNo.1147とフエルトペンのNo.1347は外観は全く一緒なのだが、ひと目で判るよう天ビスの色を変えた。
ボールペンのNo.1947とペンシルのNo.1547も同じなので、これも天ビスの色を変え、ひと目で判るように心遣いがなされている。

左:ボールペンNo.1947 右:ペンシルNo.1547
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最終価格:15,000円

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by fullhalter | 2016-08-26 12:13 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブラン ノブレスボールペンNO.1947

私がモンブラン輸入元ダイヤ産業に入社した1977年のメインモデルは、「クラッシックシリーズ「ノブレスシリーズ」だった。
今は誰でも「モンブラン」と言えば、「マイスターシュテュック」だと思うのだが、その当時は高価すぎてある特定の方が買い求められるモデルで、メインには成り得なかった。
No.149にしてもNo.146にしても当時は1本ずつ紙に包み、更にそれが3本まとめて紙に包まれて出荷されていた程である。

さて、ノブレスの話しに戻そう。
ゴールドプレートの万年筆No.1147とフエルトペンのNo.1347は既に紹介した。
今回はボールペンのNo.1947である。

当初はスイッチスリーブ式と呼ばれ、天ビスをノックするとリフィールが出て、クリップ上部を押すとリフィールは引っ込んだ。
そのスイッチスリーブ式の画像。

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その後スイッチスリーブ式の耐久性(?)の問題だと思うが、ダブルノック式に変更された。
天ビスをノックするとリフィールが出て、もう一度ノックすると引っ込むことからダブルノック式と呼んだ。
ではその画像を。

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二種を並べて

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スイッチスリーブ式の天ビス部
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ノックしてリフィールを出した。
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ダブルノック式の天ビス部
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ノックしてリフィールを出した。
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ダブルノック式、スイッチスリーブ式を並べて
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ノックしてリフィールを出した。
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リフィールを出した全体画像
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by fullhalter | 2016-07-29 14:46 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブラン ノブレス

モンブランに「ノブレスシリーズ」という製品群が1975年から「New Noblesse」に変わる1987年まで造られていた。
昨年の2月20日にノブレス代表格の万年筆No.1147を紹介したのだが、これからしばらくノブレスシリーズを続けるつもり。

今回は万年筆のNo.1147と外観が全く同じNo.1347フエルトペンである。
では、ご覧ください。

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外観上は全く同じ万年筆NO.1147とフエルトペンNo.1347を並べて。
(シールが貼ってある方が万年筆)

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この時代は外観が同じだと万年筆かフエルトペンか判らないので、天冠のマークの色を変えていた。
フエルトペンの天ビスは白に灰色。
万年筆は今では全てそれだが白と黒。
持ち主の使い勝手に思いをよせていた、ある意味いい時代だった。

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では、その万年筆の天ビスと並べて

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価格のデータはないが、No.1147が30,000円だったので、25,000円位だったと思う。
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by fullhalter | 2016-07-01 14:01 | 愛しきものたち(筆記具)

モンブラン ノブレスNO.1147

前にも申し上げたことがあるが、本来50年代や60年代のニブポイントが私のバイブルであろうと思うのだが、
何故か当時のノブレスのニブポイントがそれからの私の研ぎ出しの基礎となった。

モンブラン日本総代理店勤務時代のノブレス、特にMのペン先はどれをとっても他に比べると書き易く、
ニブポイントの形状も美しく仕上がっていた。
何故なのか定かではないが、マイスターシュトックシリーズとペン先の形状の違いから違う道具を使う為、
ラインが違い、研ぎ出す人たちの技術が私の好みに合っていた結果であろう。
昨年息子にノブレスのMをあげたのだが、
「これ書き易いね。研ぎ出し調整したんでしょう。」と言われた。
「いや~、全然手を加えてないのだけれど、前にも言った通り、ノブレスのMは何故か凄く書き易いものが多かったんだよ。」
証明された思いだった。

ただノブレスの全体のバランスは長く書いて疲れないというものではなく、
その呼び名からも高貴なとの思いで、人の前で少しだけ書くのに向いているのかもしれない。
では、そのモンブランNo.1147をご覧ください。

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(このモンブランマークは記憶しておいてください。万年筆は白の星に外が黒ですが、来週のは違いますので。)

本編のモンブラン限定品「MONT BLANC ノブレス」をご覧いただければノブレスの超高級品が出たことが判ります。


【 モンブランノブレスの価格の変遷 】
1975年頃まで   18,000円(同時期のNo.146は、18,000円)
1977年頃まで   20,000円(同時期のNo.146は、20,000円)
1979年頃まで   25,000円(同時期のNo.146は、25,000円)
1980年から    25,000円(同時期のNo.146は、30,000円)
1984~1988年 30,000円(同時期のNo.146は、35,000円)
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by fullhalter | 2015-02-20 14:25 | 愛しきものたち(筆記具)