フルハルター*心温まるモノ

カテゴリ:夢舟の作品達( 65 )

源氏物語 『光源氏』

今週の夢舟さんの作品は、前回までご紹介したペリカンM1000に蒔絵を施した第一弾、<草木兎虫文四季揃>に引き続き、第二弾、<源氏物語>二種のうちの『光源氏』です。
では、お楽しみください。

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【 作者の言葉 】
源氏車と葵をキャップに描き、「葵の巻」の車争いを想記させますが、文様にすることで優雅なイメージになるよう仕上げました。
葵の上と一緒の並べると向かい合わせになり、人それぞれに物語性を感じて頂ければと思います。

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by fullhalter | 2005-09-16 11:24 | 夢舟の作品達

草木兎虫文四季揃『紅葉秋虫』

今週の夢舟さんの作品も、ペリカンM1000に始めて蒔絵を施した4本セット<草木兎虫文四季揃>の内の『紅葉秋虫』です。
お楽しみください。

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【 作者の言葉 】
秋は朱金の地にしようとすぐに決まり、私のイメージでは「朱金=秋」となりました。
紅葉や銀杏など落ち葉の中に、名残惜しそうに鈴虫が鳴いているという取り合わせです。
鈴虫のアクセントに羽の部分は貝を貼り、その後毛打ちで羽すじを入れました。

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by fullhalter | 2005-09-02 11:36 | 夢舟の作品達

草木兎虫文四季揃 『朝顔夏蛍』

今週の夢舟さんの作品は、先週の<草木兎虫文四季揃>『桜花春蝶』に続き、『朝顔夏蛍』である。
お楽しみください。

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【 作者の言葉 】
夏は金の地に朝顔とホタルを描いたもので、研ぎ出し高蒔絵で表現してあります。
実際に万年筆を触って頂くと朝顔の部分がかなり高く盛ってあるのが分かります。
これは金と炭粉で上げて肉合いにしてあります。
朝顔の花びらにはプラチナ、金の平目に割り貝を貼り表現してみましたが、大変難しく時間のかかる作業でした。

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by fullhalter | 2005-08-26 11:00 | 夢舟の作品達

草木兎虫文四季揃 『桜花春蝶』

今週の夢舟さんの作品は、既にこのHPでも紹介したペリカンM1000に蒔絵を施した作品達を、その製造年代順に紹介することにした。

今回から9回は、私自身で撮影した画像をご覧いただく。
その第一回は、<草木兎虫文四季揃>の内の春『桜花春蝶』である。

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【 作者の言葉 】
ペリカン社からの初めての作品となった四季揃いは、
『セット売りを考えていること、できれば4本セットで、』
と、お話しを伺いながら私は四季が頭に浮かび、あっという間にアイデアが生まれた珍しいパターンでした。

1本1本のサンプル作りは図案を考えながらの楽しい作業でした。
この後・・80本という数の万年筆に私は大いに泣かされました。
春は桜形の切り金を貼り、金の荒粉を蒔き、研ぎ出した上に蝶を高蒔絵で描いたものです。

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by fullhalter | 2005-08-19 17:47 | 夢舟の作品達

携帯振り出し竿 『遊凪』

今週の夢舟さんの作品は、輸入釣竿に施された携帯振り出し竿『遊凪』である。
この釣竿、収納すると正に万年筆の姿である。
その姿・形が夢舟さんをして、
「これに蒔絵だ~」と思わせたのではないだろうか。
「これ、本当に釣りに使うの?」
「いや~飾りでしょう。」
こんな会話がやりとりされるのだろうと思うと、面白い。

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【 作者の言葉 】
私の今の趣味は船釣りです。
中学生の頃は山中町の川まで自転車で行き 鮎釣りやもぐって魚を捕ったりするのも楽しみでした。
鮎竿に父親の目を盗んで仕事道具を勝手に使い 蒔絵で鮎を描いたこともあり、 自分で蒔絵した竿があればいいなあと思っていました。
今回携帯釣竿をみたとき、これに絵付けしたら おもしろいのではないか?と思い立ったら 図案が浮かんできました。
自分の好きな貝を自分流にアレンジしてみました。
これから山中町にある山中座に展示して頂けることになり 温泉旅館に来られた方にも 蒔絵に興味を持ったり知って頂けたら嬉しいです。

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by fullhalter | 2005-08-12 17:05 | 夢舟の作品達

ジッポーライター 『海想』

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今週の夢舟さんの作品は、ジッポーライター『海想』です。
トップページで「ちょっと、残念」と申し上げたのは、夢舟さんがライターに蒔絵する一番始めの依頼者は、
「絶対俺だ」と思っていたからである。『海想』が自宅へ送られてきた時に、
「やられた~」が実感だった。
余談だが、既にご紹介した蒔絵の懐中時計を迂闊にも洗濯機に入れてしまい、バラバラになってしまったものを、修理に出し、丁度出来上がったとの連絡をもらった時と同じくして、このライターが送られてきた。

あの懐中時計は、金・銀の細工をしている会社のもので、取りに行った時に店のウインドーの中にはジッポーが私を見つめていた。勿論私はためらいなく、
「これ、ください」と。
夢舟さんに電話で、
「あの『海想』を見てしまった為に。俺もジッポー買っちゃったよ。」
電話の向こうで夢舟さんは大笑い。

いつの日にか、そのジッポーも夢舟さんの手元に届けられ、じっくり、ゆっくりと蒔絵を施される定めである。
皆さんにお見せする日が来ることと思う。

『海想』は、平成13年7月の作品である。
大きいタイプのジッポーである。

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【 作者の言葉 】
これは持ち主である方から
「このライターはあなたに任せるので、好きな絵付けをしてくれないか。」と依頼があり、蒔絵したものです。

当時印籠や、根付けなどに蛸や蟹など海のものを描いていたので、ライターにも絵付けをしたら面白いのではと思い、海底をイメージし、蒔絵で表現しました。
図案は、蛸の頭が丁度ライターの蓋を開けやすい位置に持っていき、そこから図案を考えていきました。

この作品は一番自分らしい“図案と技法”で製作したと思います。

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by fullhalter | 2005-08-05 21:18 | 夢舟の作品達

乾漆根付 『茶心』

今週の夢舟さんの作品は、乾漆根付『茶心』です。
「根付」は、日本独自のものですが、世界中に熱心なコレクターがおられ、「根付展」などが開催されていると聞く。
夢舟さんもあるデパートでの「根付展」に昨年始めて参加された。
では、画像をお楽しみください。

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* 大きさは 直径: 4.3cm 高さ: 2.5cm


【 作者の言葉 】
乾漆で茶碗を作り、茶筅は栃の木を彫刻して竹に見立て蒔絵と漆塗りで仕上げ、抹茶は乾漆色粉を使い分けながら独自の方法で造りました。


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by fullhalter | 2005-07-29 14:32 | 夢舟の作品達

乾漆六角食籠 『節分草』

今週の夢舟さんの作品は、乾漆六角食籠『節分草』です。
では、画像をお楽しみください。

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* 大きさは… 幅: (短)20.0cm (長)21.5cm
高さ: 10.0cm


【 作者の言葉 】
隣町にある雪の科学館に出かけた時に、人工的に雪の結晶を作り出した科学者、中谷宇吉郎博士の資料にあるさまざな形の雪の結晶に魅せられ、これらの結晶をイメージした六角食籠を乾漆で作ろうと思い、制作しました。
蒔絵は、季節に合う山野草の節分草を描いてみました。
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by fullhalter | 2005-07-22 12:09 | 夢舟の作品達

乾漆香合『銀杏文蒔絵』

今週の夢舟さんの作品は、乾漆香合『銀杏文蒔絵』です。
画像をお楽しみください。

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* 大きさは 左右:8.5cm 高さ:3.0cm


【 作者の言葉 】
複雑な曲面が多い乾漆造りで、それだけに苦労した作品になりました。
見た目にはシンプルに仕上がっていますが、落ち着いた仕上がりで、私はとても好きな作品です。

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by fullhalter | 2005-07-15 14:19 | 夢舟の作品達

蒔絵盛器『春の舞』

今週の夢舟さんの作品は、蒔絵盛器『春の舞』です。
先々週の『美濃里』と同じ雀を描いている。
『美濃里』は雀と稲。今回の舞は雀と竹。

では、画像をお楽しみください。

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* 大きさは 直径:29.5cm 高さ:3.5cm


【 作者の言葉 】
鳥の中でも雀が好きで、気が付くとこれまでも幾度か雀を描いてきました。
このHPでも、前回の『美農里』(14年制作)、今回の『春の舞』(15年)、第十八回の『舞』(16年)と三回紹介できました。
雀の色目など、毎年少しずつ違うものの制作となりました。
『美農里』は販売済みですが、『春の舞』と『舞』は販売可能です。

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by fullhalter | 2005-07-08 11:09 | 夢舟の作品達