フルハルター*心温まるモノ

カテゴリ:夢舟の作品達( 65 )

吹寄蒔絵箱

夢舟さんの新作シリーズ 第二回は、『吹寄蒔絵箱』。
いわゆる文箱で、大きな作品である。
先週も申し上げた通り、今回の新作シリーズは店に送られて来た為に今までの自宅での撮影ではなく、店での撮影となった。

この作品は大きく、夢舟さんが技術の粋を込めて研ぎ、磨き上げた作品。
その為、その鏡面に仕上げられた表面に映り込み、反射が凄い。
一度撮影した画像を自宅のパソコンで確認したのだが、使える代物ではなかった。

そこで、翌々日にまたカメラを持参した。
取りあえず、店のガラス全てを布で覆って、反射を避けることにした。

笑い話しだが、その撮影作業中に以前から何度かいらしている方が来店された。
「何してんだ?」という怪訝な顔をされたので、すかさず
「とうとう、閉店か、と思われました?」
そんな撮影方法で写した画像で、十分ではないかもしれないが、ご覧ください。

では、作者の言葉から。

【 作者の言葉 】
この作品は、今ではあまり必要とされなくなった雪つりなどをする季節、縄の切れ端などが枯れ葉とともに風に吹かれ、道の片隅に追いやられている場面を、研出蒔絵で表現したもので見た目より大変時間と神経を使った作品です。
本来なら硯箱にするところですが、万年筆や宝石など、どんな物でも入れて楽しめるようにあえてただの箱にしました。
展示会では、海豪さんのお気に入りの1つに選らんでもらい、審査会でも賞を頂きほんとに光栄なことでした。
講演会ではこの作品も持って行き、海豪さんが、なぜこの作品を選んだかなど茂木さんと、面白おかしく色々お話ししてもらい講演会終了後お二人の本「茂木健一郎の脳を幸せにするレシピ」1200円を、お買い上げしてくださった方先着30名によるサイン会を開き、夜は、山中温泉たわらやで、お二人を囲み楽しく酒を酌み交わしました。


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この作品には枯葉描かれている。
撮影時は風が少々強く、枯葉が舞っていたのでその枯葉とともに遊んでみた。

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by fullhalter | 2009-11-06 11:36 | 夢舟の作品達

MARI

山崎夢舟さんの新作を 久し振りにご覧いただけることに喜びを感じる。

夢舟さんは、山中漆器「木地」 「蒔絵」 「上塗り」部門のイベントの実行委員長として、2月から多忙な日を送られていた。
その合間を縫って、出品する作品を造られたのだろうと思う。
このイベントには、脳科学者の茂木健一郎さん、料理研究家である海豪うるるさんの講演会もあったという。

イベントに出品した作品5点が送られてきたので、撮影をした。
今回は、作品が店に届いた為に自宅で天候を見定めながら、じっくり時間をかけて撮影することが出来ず、映り込みや反射があることをお許しいただきたい。

一回目の今回は海豪うるるさんのご希望により造られた『MARI』
私にはどんな使い方をするのかよく判らないが、夢舟さんとうるるさんのコメントから皆様がご推測ください。

では、作者の言葉から。


【 作者の言葉 】

・海豪うるるさんと協同開発し造った器 「MARI」  
去る10/3,4日にJAPAN「漆」YAMANAKA2009と言うイベントのときに出展した作品を  これから5点紹介させていただきます。  まずはこのイベントの説 明をいたします。このイベントは毎年、山中温泉で行われていて 木地、塗り、蒔絵の  新作発表会で展示即売も行われていて今回は特別企画として、茂木健一郎さん 「脳科学者」と 海豪うるるさん「料理研究家・料理エッセイスト・奈良市観光大使」をお呼びして 講演会をひらきました。この企画は今年の2月から準備しており茂木さんとは2度、海豪さん とは3度ほどお会いし て、料理研究家である海豪さんの考える器を造ったら面白いのではと 木地師の中嶋武仁さん、塗り師の亀田泰さんそして蒔絵師の私が色々意見を出し合いながら 造った器です。蒔絵に関しては季節にとら われない花とツルを組み合わせたデザインにしました。 また今回のイベントなど作品が雑誌「UOMO」11/24日発売、1月号に載る予定です。 

・海豪うるるさんのコメント
漆器を多く皆様に使っていただくため、その魅力を引き立てる可能性の一つを提案したくてデザインしました。日常性と非日常性の調和を狙っています。日々の食卓で使用でき、1つで7役「汁・飯椀・主菜皿・平皿・ナフキンホルダー・箸置き・高台」組み合わせで2人用遣いにもなりながら、収納性も確保しています。合わせて、芸術品やインテリアとしても成り立ち、鑑賞を楽しむしつらえの中にもおさまりを良くしたつもりです。


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by fullhalter | 2009-10-30 13:23 | 夢舟の作品達

象牙印籠『巻狩蒔絵』

先週は長い間の私の念願、「川蝉蒔絵」、しかも素材も大好きな「黒柿」をご覧いただいた。
十年前に川蝉の蒔絵を見てからというもの、いつの日か実現したいと願っていた。
黒柿の印籠、「蟻と蟋蟀」を見た時に、これだ、と思った。
先週も申し上げたが、その当時夢舟さんが持っていた他の二つの素材は鉄錆び塗りをしたものと、黒柿のそのままのものだった。
私は黒柿の木目が好きで、そのままのものに、念願の「川蝉」を描いてもらうことにした。

夢舟さんは大変忙しい方、だから私がお願いしているものは、なかなかという状況である。
急ぐものではないので、全く問題はないが。
ある時、夢舟さんから
「遅くなったのですが、森山さんからお願いされているもの描きます。どれを先にしましょうか。」
と連絡をいただいた。
即、「黒柿川蝉」と答えて出来た作品を、先週ご覧いただいた。
「黒柿川蝉」が私の手元に届き、お礼の電話をしたところ、「象牙の印籠」も出来上がっているとのことで、直ぐに送ってもらうことにした。

いや~びっくりした。
念願の「黒柿川蝉」に大満足していた私は、正直ショックだった。
一瞬だが、その大満足が霞んだ。
「すげ~、ものすげ~。」
息が止まった、鳥肌が立った。
そのくらい凄い作品である。
今時間が経って冷静に考えてみると、小さい頃から象牙が一番好きな素材であり、蒔絵が一番好きな職人の仕事である私には、当然の結果。
時計の文字盤でさえ、ずっとアイボリー色を望んでいる私が、とうとう本物の「象牙に蒔絵」に、出会ってしまったのだ。
完全に心を打ち抜かれた。
今、「黒柿川蝉」に申し訳ないような気持ちでいっぱいである。
でも、偽らざる心であるから、それも仕方ない。
それにしても、象牙っていい、また、蒔絵が凄くいい。
欲しい~と思うが、無理。
川蝉の4倍もするのだから。
でも、いつか誰かが自分のものにするのだろう。
「ちきしょう」という気持ちと同時に、これを手にした人は、幸せな人だと思う。
画像でこの素材の奥深さ、夢舟さんの心と技が伝わるのか自信はないが、どうぞご覧になってください。
では、作者の言葉から。

【 作者の言葉 】
鹿狩している一瞬を描いた物です。
わたしは、今時計文字盤にも蒔絵をすることがありますがそのときにはすべて顕微鏡をつかいながらの作業になりますが、この印籠の時にも全てではありませんが、顕微鏡を使いながらの作業でとても神経の使う仕事でした。
象牙に蒔絵をすることはとても難しく普通の器物に蒔絵をするよりも何倍も作業の工程が多く大変でした。
また根付は手彫りでお多福を彫り色漆を塗り仕上げた物で緒〆は人物の着物の色に合わせた翡翠を使いました。


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左:根付  右:緒〆
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先週の「黒柿川蝉」と
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30年位前に、叔父に貰った蒔絵印籠と象牙の根付。
印籠に興味を持たせてくれたきっかけとなった作品。
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by fullhalter | 2009-02-20 11:06 | 夢舟の作品達

黒柿印籠『川蝉蒔絵』

あれはいつだったのだろうか。
数年は経ったと思う。
黒柿を加工する作家の作品「印籠四段引き出し」に夢舟さんが『蟻と蟋蟀』の蒔絵を描かれた。
黒柿の木目、そして夢舟さんの蒔絵に心を奪われた。

その後直ぐに聞いてみた。
「この黒柿大好きなんですけど、材料はまだあるんですか。」
「あと二つありますよ。黒柿そのままと鉄錆び塗りにしたものが。」
実際に持参してくれたその二つの内、黒柿そのままの木目が気に入った私は、以前からの念願だった川蝉を螺鈿を使って描いてもらうようにお願いした。
そして出来上がったのが今回の作品である。
とても気に入った、
黒柿の持つ木目の落ち着きに似合った、派手さを極力押さえた作品に仕上がった、と私は思っている。
筆舌に尽くしがたいと言うが、全くその通りで、言葉では表現出来ない。
画像で皆様にご覧いただきたい。
では、作者の言葉から。

【 作者の言葉 】
フルハルターさんからの依頼により黒柿の木地に合わせて川蝉を描きました。
ヤマメの魚をくわえている川蝉と川に飛び込む川蝉を描き 根付は川の輝きをイメージしたものです。 川蝉の色をいかに近づけるかで黒蝶貝・白蝶貝をつかいわけ 毛打ちし仕上げるところが一番苦労したところで、芦の葉と木の枝は赤胴と金をつかいわけ黒柿は艶を消し仕上げ、根付は、鮑貝を貼り付け赤胴と金をつかい緒〆は金平目梨地で仕上げました。


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ちっちゃな4つの引き出し、何に使えるのか。
仁丹、ちっちゃな錠剤。
いや、イリジウムポイントが一番似合っている。
私は玉付けが出来ない。残念。
久保さんが持たれると良いのかも。
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by fullhalter | 2009-02-13 10:51 | 夢舟の作品達

根付 『海想』

その種の人達には今でも人気の高い、「根付」。
あるデパートで開催されている根付展に、夢舟さんも毎年出品されている。
私の好きな象牙が、素材に選ばれることの多い根付。
日本の文化はいい。
印籠に根付、いい響きである。

洋のモノの良さ、和のモノの良さはそれぞれであるが、熟練した、思いの深い人による「技モノ」は、人を感動させ、心穏やかにしてくれる。
そんなモノに囲まれて生きられたら、幸せである。
では、根付「海想」をご覧ください。

大きさ: 6.2cm×1.8cm 厚さ: 1.4cm      

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【 作者の言葉 】
第4回現代根付展に出品したもので海松(サンゴ)の枝を切り、根付にしたもので、みる貝を研出高蒔絵で表現しました。

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by fullhalter | 2008-03-07 14:11 | 夢舟の作品達

卵花器 『命想』

今週の「夢舟の作品達」も先週に引き続き、独立時計師ピーター・スピークマリンの銀座ショップ展示会に飾られていた作品である。

ダチョウの卵に穴をあけ、花器として蒔絵を描き、台としての陶器も夢舟さんご自身で造られた。
でかい、これが鳥の卵か。
ダチョウって鳥だっけ…。
皮は、オーストリッチとして高価な皮革製品になるし、私も大好きだし。
まぁ、何でもいいか。
ダチョウの卵であることは間違いないのだから。

触った感じもしっかりとした質感があり、陶器、磁器らしくもあり、更に柔らかさ、優しさも感じる。
自然のものはいい。
優しさ、柔らかさ、温かさ…熟練した人の手のなせる技は凄い。
先週、今週の作品を見ていると思わず、「俺のも造って。」と言いたくなってしまう。
夢舟さんは忙しすぎて無理だとは判っていても。
では、画像をご覧ください。

大きさ  卵花器: 15cm×12cm
      陶器の皿: <径>9.5cm <高さ>3cm

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【 作者の言葉 】
これはダチョウの卵に穴を開け花器にしたものです。
去年ジャパンブランド育成事業でニューヨークに行く機会に恵まれ急遽作った作品です。
あえて卵の質感を残し花の文様を蒔絵で表現しました。
花器に台は陶器で私が作りました。

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by fullhalter | 2008-02-29 11:38 | 夢舟の作品達

平棗 『夜桜蒔絵』

2月のはじめに、世界的に有名な独立時計師 ピーター・スピークマリンの展示会が銀座のショップで開かれた。
ピーター・スピークマリンと聞いてすぐ判る方は、時計に詳しい方か、既にこのHPで紹介した“山崎夢舟さんとのコラボレーション”をご覧になっている方であろう。
その展示会に夢舟さんが招待され、実演されることになっていた。
当日を楽しみにしていた。

会場には、夢舟作品として万年筆や、古来からの蒔絵世界の作品が並んでいた。
夢舟さんの実演が始まると、同行のお二人がその手さばきの素晴らしさに見入ってしまい、終わった時には
「すげ~、いい勉強した。」と、感心しきりだった。

熟練した人の手さばき、体の動きには、無駄がなく、力みもない。
それは自然体であり、見ていて美しさを感じるほどだ。
短い実演が終わり、時計、その他の作品を見ていた時、私の目を釘付けにした作品があった。
私の目に止まったと同時に、同行の一人が言った。
「いいなぁ~、これ。派手さをおさえて研ぎ上げた金の輝きと、光沢をおさえた黒の対比が絶妙だよね。」
私は、夢舟さんに聞いてみた。
「この技法だと 金は研ぎ出して黒の部分は研げないでしょ。この作品が出来上がるまでには何百回かの作業の繰り返し?」
「いや~、何百回じゃすまないでしょ。」
いやはや…。その後言葉が出なかった。
私も細かい仕事をしているつもりだが、比較にならない。
気の遠くなる作業、話である。

好きだなぁ~、人の手、それも熟練した人の手により造られたモノ。
思いを込めて造られしモノ。
では、今週の「夢舟の作品達」を紹介しよう。

平棗『夜桜蒔絵』
8.5cm×5.5cm

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【 作者の言葉 】
この作品は今一番新しい作品で黒漆のつや消しの色とつやありの色のコントラストをねらったものであえて渋く仕上げた作品です。
この良さが分かっていただける人がいれば嬉しいのですが、、。
まだ嫁ぎ先は決まっていませんが使い込んでいくうちにまた違った味わいの色になるのが楽しみです。

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by fullhalter | 2008-02-22 11:23 | 夢舟の作品達

『鳳凰』 

ピーター・スピークマリンをご存知だろうか。
ご存知の方が居られたら、万年筆のみならず、時計にも詳しい方であろう。
若手(?)の嘱望株らしい。

店に来られる方で、もの凄く時計好き、詳しい方が居られる。その人に、
「夢舟さんが、今度ピーター・スピークマリンという時計師の文字盤に蒔絵を描くことになったのですけど。知ってます?」と聞いてみた。すると、
「知っているどころか、私が大好きな時計師で3本の指に入るかもしれない人だよ。」という話だった。
その後、夢舟さんご夫婦とお祝いをした。
その位凄いことだと、私は思っている。

では、3ヶ月間他の仕事を一切せず、専念して出来上がった「鳳凰」蒔絵のピーター・スピークマリンの時計をご覧いただきたい。

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残念ながら、「鳳凰」の蒔絵の本当の味わいが出ていないと、私は思っている。

この蒔絵を気に入られたピーターは、今年になってバーゼルのフェアーに間に合うように、もう一つ「龍」を描いて欲しいという強い要望を伝えてきた。
夢舟さんは4月の始めまでに精魂込めて描き上げ、今年4月のバーゼルには「鳳凰」、「龍」の作品二つが並べられたらしい。

蒔絵がいろいろなモノに描かれている。
万年筆の世界ではペリカンのみならず、他の外国メーカーでも造られている。
今回は世界的に有名な独立時計師の文字盤に。
日本の宝である蒔絵が世界に認められ、進出してきているような気がする。

外国の方々に蒔絵の質が判るのだろうか。
ただ、商売になればは、世の常。
本当に質の高い蒔絵、つまりは描き手が妥協しない心を持って描いたモノ。
そうしたモノを供給していかないと日本の蒔絵そのものの評価を落とすのではないかと心配である。
そこに携わる人々に心して欲しいと、願うばかりである。

【 作者の言葉 】
今回、独立時計師のピーター・スピークマリーン氏とコラボの蒔絵時計のお話しを頂きました。
ご協力頂いた方からピーターさんの資料を集めて頂き、ピーター氏の時計に対する思いやこれまでの経緯など自分と考えが似ていること、ピーター氏の時計にとても感動したことなど含め、3.4cmの文字盤に蒔絵を施すことになりました。
スイスのバーゼルフェアーに出品しても恥ずかしくないピーターと自分の誇れる時計を発表したいとはじめたのですが、これだけの細かい作業に特殊な眼鏡を注文したり、自分で、道具を作ったりしながら何とか仕上がったときには、感動か?疲労か?しばらく仕事ができない状態でした。

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by fullhalter | 2007-05-11 11:23 | 夢舟の作品達

『唐獅子』

ペリカン社から来年2~3月頃に夢舟さんの蒔絵万年筆『唐獅子』が発売される。

今年は夢舟さんの知人、石蔵慎博作『敦煌天女』が発売され、先週ご覧いただいた「趣味の文具箱 vol.6」でともに紹介されている。
ご存知のことと思うが『敦煌天女』はこのHPで既にお見せした。

今回の『唐獅子』はじめて見た時、私自身は凄く気に入った。
螺鈿の位置とその色合いがいいと思うのだが、いかがだろうか。

思えば、夢舟さんとペリカンのの付き合いも長いものだ。
「四季」の4種からはじまり、「源氏」2種、「六瓢」 「宝尽し」の2種 そして「龍と鳳凰」
既に9つの絵を描かれ、今回が10種目。 
全てこのHP<夢舟の作品達>でご覧いただけます。
ご興味のある方は比べてみてください。
では、画像を。

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発売時期: 2007年2~3月頃
販売価格: 88万円 (本体価格)
製作本数: 88本 (国内販売は20本)
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by fullhalter | 2006-12-29 11:33 | 夢舟の作品達

磁胎根付 『磯の細道』

今週の「夢舟の作品達」の画像も、先週に引き続き夢舟さんご自身からいただいたプロの撮影によるものです。
では、磁胎根付『磯の細道』をご覧ください。

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【 作者の言葉 】
この作品は今年10月11日から16日まで、西武池袋アートフォーラムで開かれた根付彫刻新作展に出展した作品で、今年から私は、陶磁器と蒔絵のコンセプトによる偶然と計算の美を研究し出来上がった物で、磯の細道はご縁があってお嫁入りすることになりました。お嫁入り先が分からないのはさみしいことですが、気に入って下さった方があってうれしく思っております。(平成18年制作)

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by fullhalter | 2006-11-10 13:50 | 夢舟の作品達