フルハルター*心温まるモノ

カテゴリ:マイコレクション( 78 )

モンブランカタログ

pelikan M101Nを引き取りにご来店くださった方から思いがけない贈り物をいただいた。
「これ懐かしくないですか。森山さんが居た頃のMONTBLANCのものですよね。」と、それは印刷物だった。
私がMONTBLANC 日本総代理店 ダイヤ産業(株)に入社したのは、1977年。
いただいた印刷物はダイヤ産業(株)が総代理店になる前のものであろう。
日本総代理店の名が無く、まだ正式な会社が無かった時代のものだと思われる。

表にはMONTBLANCのロゴ、60年代2桁番号の製品一覧表、No,149ディプロマット、No,042Gモンテローザ、更に修理データが印刷されている。
裏には使用説明書、保証登録カード。
24cm×13,9cmの大きさで。
私が大好きな1960年の所謂2桁の製品番号のものや、No,149がマスターピースやマイスターシュトックではなく、ディプロマットと表現され、更に古いモンブランとして私が初めて手に入れたNo.042Gモンテローザ。
とても懐かしく、古き佳き時代のものである。

日本と同じ敗戦国になったドイツ。
進駐軍とともにやってきた、パーカーに市場を占められていた日本の輸入筆記具に対し、ゆっくりと、しかし、しっかりと日本に根を下ろそうとする思いが表れ、心穏やかにさせられた。
私がダイヤ産業(株)に入社した頃は、No,149やNo,146は1本、1本紙に包まれ、3本から5本の単位でドイツを出国し、日本にやってきた。

現在のモンブランは世界のブランドとして取扱品目も増え、隔世の感がより私に懐かしさを憶えさせてくれたのだろうと思う。

表、裏の全体画像
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(表) ロゴ 
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60年代Nib
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60年代製品一覧
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149ディプロマット 042モンテローザ
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これが粋だし、当時のMONTBLANCの思いが表れていると思う型押し
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保証書
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by fullhalter | 2011-06-10 12:31 | マイコレクション

L. Michael Fultz

10年近く前だったかもしれないが、Dr,K,Kに
「シカゴのペンショーに一緒に行こう。」と誘われた。
英語も出来ず、基本的に海外は余り好きではない私は、
「いや~、私は結構です。」と。
古山画伯からも
「自分自身で経験することで何かが変わり、いい経験になるよ。」とも言われた。
Dr,K,Kこと剣先クラブ創始者の樫本さんは、鳴かず飛ばずの私を見て、先達として救いの手を差し伸べてくれたのである。

ところが、ところがである。
この俺は頑固者というより、変人である。
Dr,K,Kの優しさ、先達として森山をアメリカデビューさせ、少しでも有名にさせてやろうという思いは充分判っていたし、有難いと感謝もしたのだが、有名になどなりたくなかった私は、何度も優しく声をかけてくれたDr,K,K と古山画伯にお断りしてしまったのだ。
私がモンブランを辞めてしたかったことは、使い手に合わせて研ぎ出すことだったから。
それが私にとってベターでなく、ベストだったから。
この不況下、今のベストなフルハルターを何時まで続けられるかは、神のみぞ知る世界ではあるが。

そんな不義理をした私ではあるが、Dr,K,Kは見捨てることなくお付き合いをしてくれている。
アメリカの万年筆の世界に詳しくなられたDr,K,Kのお勧めで購入したのが、7~8年前(?)。
とっても有名な“Fultz”の限定作品が以下の2点。
画像をご覧ください。

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by fullhalter | 2009-01-09 09:13 | マイコレクション

ペリカン No.500NN

私がペリカン茶縞が大好きなことは、これまで度々申し上げてきた。
今週の500NN茶縞も知人から譲り受けたモノ。
500、500N、そして500NNと、時とともに少しずつ変化してきたことを、ご自身の目で確認してください。

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by fullhalter | 2007-08-31 10:02 | マイコレクション

ペリカン No.500N

1950年代から60年代にペリカン社では400というモデルが中心だったと思う。
日本にも多くのファンがいた。
同じドイツのモンブラン社では1950年代と60年代は全く違うモデルに変更した。
だが、ペリカンでは400、400N、400NNと僅かなモデルチェンジのみで造り続けた。

モンブランや他のメーカーでも造られていた「金張りキャップ」のモデルを、ペリカンでは400でなく、500というナンバーを付けた。
先々週の500の次に造られたのが今週の500Nである。

通常モデルとして年代順に、400→400N→400NNと僅かなモデルチェンジされたペリカンは上級モデルとしての500→500N→500NNを供給してきたのである。
今週の500Nも知人から譲ってもらったモノで、その方の話だと1956年の10ヶ月のみ造られたモデルで、とても珍しいと言う。
先々週の500のおおよそ倍の値段で譲っていただいた程、製造本数が少なかったのであろう。
では、画像をご覧ください。

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「ボディに500の刻印が入った500Nは珍しい」と聞いた。
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by fullhalter | 2007-08-17 15:05 | マイコレクション

ペリカンNo.500

「古きよき時代」と呼ばれる時代がある。万年筆では1930年代、50年代、60年代がその時代だろう。 モンブランでもペリカンでも、この時期に作られたモノには心惹かれるモノが多い。

この時代のモノに比べ、最近のモノが琴線に触れることが少ないのは「人の頭、心、手でモノを造り上げる」ことが、少しずつ許されなくなってしまった時の流れの問題だと思う。
ペリカン製品では、3本の「NO.101N」、そして、「400NN マザー・オブ・パール」を既にご覧いただいた。

「ペリカンは緑縞」が世の中のイメージだろう。
だが、私にとっては「ペリカンは茶縞」が、絶対である。
しかし400すら、茶縞は無くなってしまった。
その訳はただ単純に「売れないから」である。
1930年代の101N、戦後の400、400N、400NN。
日本以外では、400と呼ばれていた500、日本だけで販売されていた400。
丸善オリジナル600、そして以前スペイン(?)からの要望で造られた800(知人がこの800茶縞を手に入れた)。

それら全ての茶縞を私は好きである。
フルハルターカラーは緑であるが、ペリカンは絶対に茶縞だろう。
「この緑縞、いいでしょう。」と言われることも、よくある。
「いいですね。」とは言うが、私にとっては、ペリカン=茶縞である。

400NN マザー・オブ・パールもそうなのだが、4年前の昨日、知人から譲っていただいた500を本日はご覧いただきたい。
茶縞のボディに濃茶の首軸。
そして、この当時はモンブランでも、パーカーでも、シェーファーでも造っていた金張りキャップに尻軸。
メッキと違って、優しさ、やわらかさを感じるのは、私だけではない筈である。
では、ペリカン500 画像をご覧ください。

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by fullhalter | 2007-08-03 12:46 | マイコレクション

ペリカン No.400NN

モンブランも好きだが、ペリカンも好きである。
1930年代に造られた姿・形・色合いが最も好きなペリカン101N 先週までに3種ご覧いただいた。

今週は1960年代に造られた400NNの中で、とても珍しいと聞いた「マザー・オブ・パール」のセット。
このモデルは、2003年に知人から譲っていただいた内の一種で、
「特にシャープは珍しい。」と聞いていた。

コレクターや、愛好家は少ないモノ、珍しいモノに愛着を持つ傾向が強い、と私は思っている。
その気持ちは、私にも判る。
判る気がする…の方が正しいかもしれない。
私自身は、万年筆に限らず、「そのモノ」自身がどれだけ思いの深い、強い人達によって造られたかに価値を感じる。

それは造られた数の多い、少ないには関係ない。
私自身は、多い方が良いと思っている。
何故なら、私にも手に入る可能性が高いから。
手に入らなくても、他人が使っている姿を見ることができる可能性が高いからである。

「いいモノ」は、自分で持っていようが、いまいが、見ることができるだけで幸せ。
触って見ることができるだけで幸せである。
自分が惚れられるモノを持つこと、目にすること、触れられることは、筆記具に限らず「人を豊かにする」と、私は確信している。
他人の評価は関係ない。
自分自身が持っていて「人生を豊かにしてくれるモノ」を大切にしたい、大事にしたいものである。
では、画像をご覧ください。

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by fullhalter | 2007-07-13 10:03 | マイコレクション

ペリカン No.101N

先週、ペリカン101N トートイズについては申し上げたので、画像をご覧いただきたい。
それにしても、その姿、形、色合い、美しいとしか言いようが無い。
では、画像を。

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by fullhalter | 2007-07-06 11:42 | マイコレクション

ペリカン No.101N

ペリカン101N トートイズ。
いい万年筆ですね。
大好きです。

万年筆の完成度としては、モンブランの1960年代に造られたNr.74が最も優れていると私が思っていることは、何度か申し上げた。
姿・形・色・柄では、このペリカン101N トートイズが抜きん出ていると、私は思う。
賛同していただける方も多い筈である。

今から4年前の5月にこのHPで、「ペリカン茶縞復活嘆願について」として署名活動をした。
憶えている方も居られるかもしれない。
74名の方々からメールでの嘆願書をいただき、2003年5月12日に画像とともにペリカン日本に提出した。
あれからど~なっているのだろうか。
この更新、ペリカン日本の方は見ているのだろうか。
また造ろうという空気が少しでもペリカン社にあるのであれば、私と皆さんの行動には意味があったことになるのだが。

私は今造られているモノの中でお勧め出来るモノのみを販売している。
新製品の開発や名品と言われているモデルの復刻に係わることを良しとはしていない。
何故なら、それは造り手、メーカーがやらなければならないことだからである。
万年筆に対する思いが強い造り手が居れば、心の内から
「こんなの造りて~」という思いが自然に沸いてくる筈である。
自分が一生をかける仕事だから。
一方で万年筆の業界に限らす、強い思いのある人間が時間をかけ、その思いを実現出来る時代では残念ながらないのも事実。
そんな時代だから、係わっても中途半端になる可能性が高いから、強い思いを持ち、係わることが怖い、辛いのである。
どこかのメーカーで、
「万年筆好きの皆さんを唸らせる奴を造りたいので参加してくれと言ってくれないだろうか…。」と、淡い期待もしているのだが。

では、画像をご覧いただきたい。

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いいでしょう。
3月23日に続き、2本目ですが、来週(?)か、いつの日か、3本目もご紹介しますね。
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by fullhalter | 2007-06-29 11:30 | マイコレクション

ペリカン No.101N

ここのところのフルハルターのHPを見ていると、本人でさえ、万年筆屋と思えない更新が続いている。
「雑貨屋」である。
私は何屋と言われてもいいと思っている。
私が好きなモノ。
いいと思っているモノに囲まれ、いいと思う人に求めてもらえば。
でも、万年筆屋である。
否、「ニブポイントの研ぎ屋」である。
3ヶ月振りに万年筆の<マイコレクション ペリカン>をご覧いただきたい。

昨年12月22日の更新で申し上げた通り、モンブランの取り扱いが終わった。
1970年代に製造されたモンブランのマイコレクションが完了していないが、取り扱わなくなったモンブランをお見せすると、今でも取り扱っていると誤解されそうなので、いつの日にか続きをお見せすることにした。

私の知っている万年筆の中で「姿・形 そして色合い」最も好きなのが、これからご覧いただく1930年代製造のペリカン101N 是非通常の製品として造って欲しいと強く、強く願っている万年筆である。

では、画像でご覧いただきたい。

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by fullhalter | 2007-03-23 13:54 | マイコレクション

モンブランNo.126 

1970年から75年まで造られたモンブランのクラッシックシリーズの万年筆は吸入式であった。
更に吸入式の時代には最高級品の18金ホワイトゴールドをはじめとする金属(貴金属)製品が造られていた。

今週のNo.126は、キャップ・クリップがスターリングシルバーにロジウムコーティングされた万年筆である。

では、画像でご覧いただきたい。

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【 製品仕様 】
キャップ・クリップ: スターリングシルバー/ロジウムプレート
胴軸・尻軸: 樹脂
インク方式: ピストン吸入式
ペン先: 18金 ロジウムプレート
太さ: 最太部 11.7mm
長さ: 収納時 135mm 
筆記時 145mm
重さ: 18g

■ 製造年代:  1970~1975年
■ 最終販売価格: 23 ,000円 (1975年1月)
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by fullhalter | 2006-04-14 11:44 | マイコレクション