フルハルター*心温まるモノ

GRAF VON FABER-CASTEL『イントゥイション プラチナウッド』

このHPで何度も申し上げてきたが、GRAF VON FABER-CASTELは大好きなメーカーである。
その理由は、この業界では秀逸なデザインと銀無垢と熟成し続ける木軸の素材を使っていること。
究極の贅沢と我が家では呼んでいる「パーフェクトスターリングシルバー」。
スゲェーと思うが、私には買っても使えない。
カートリッジ式は基本的に販売していないフルハルターだが、例外がファーバーカステル伯爵コレクション。
繰り返してしまうが、スターリングシルバーや木軸のグラナディラ、ペルナンブコ、エボニーと使ってゆくうちに熟成してくれる素材、私にはたまらない。
ペン先が使い手に馴染んでくると同時に軸も熟成し、ともに味わいを深めてくれる、万年筆としての理想である。
けれど、そうは思っても使えない理由があった。

予てよりその理想である「伯爵コレクション」にも問題があり、これを解決してくれればと密かに願っていた。
その問題点とは、
1.全体の重さの割に軸系が細い。
2.キャップをつけて書く人には余りにも長すぎる。
つまり、バランスが悪い。

しかし、このバランスの善し悪しは使う人によって評価が違い、中には「この伯爵コレクションはバランスがいいですね。」と言われる方も居られる。
これも繰り返し申し上げていることだが、食べ物の好みと一緒でその人それぞれの五感で決まり、一概には言えない。
ただ一般的には重い軸、そして長い軸が合う人は、太い軸を持たれた時、「いいバランスだ」と感じる。

持つ位置が後ろの人は、手に乗せた時にその重さが下に向き、それが安心感、安定感に繋がる。
その安心感、安定感を感じると自然に握り方が弱くなり、手に乗せた状態、つまり、万年筆の重さで書くことに繋がるのだ。

軸径が太ければ自然に上記の書き方になるのだが、細いと自然に握り方が強くなる。
それ故(伯爵コレクション大好きなのだが)、人を選び、多くの方々にお勧めすることが難しかった。

だが、先日いただいた案内に、
「太軸のイントゥイション・プラチノに、温かみのあるウッドバレルが加わりました。」とある。
何~!これまでの伯爵コレクションの問題が解決するのか。
早速代理店にお願いし、プロトタイプの万年筆とボールペンをお借りして比べてみた。

軸は確かに太く、重い。
ペリカンシャルロッテやモンブラ146 ソリテールより重く、ペリカンマルガリータよりも少しだけ軽い。

「イントゥイション・プラチノウッド」万年筆とボールペン、伯爵コレクション、ペリカンM800の比較をご覧ください。

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ご覧いただいた通り、伯爵コレクションに対し太く、重く、更に短くなった。
このイントゥイション・プラチノウッドの木軸は、グラナディラとペルナンブコが造られ、それぞれ万年筆、ローラーボール、ボールペン、ペンシルがある。
では、画像を。

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伯爵コレクションと並べて
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更にペリカンM800
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伯爵コレクション ペルナンブコ未使用と使用品
使用品の方は以前造られていたシルバープレートキャップ
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< 価格 >
万年筆:95,000円 +税
ローラーボール:65,000円 +税
ボールペン、ペンシル:50,000円 +税
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by fullhalter | 2011-11-04 17:10 | 限定品万年筆