フルハルター*心温まるモノ

ペリカン101N復刻

過去から現在までの万年筆で 姿・形・色・柄が最も好きなモデルは、
『Pelikan 101N tortoise-shell』と『MONT BLANC 142/144/146緑縞と灰縞』である。
特にPelikan 101Nは、絶妙な姿・形、更にtortoise-shellの色柄はたまらない。
東の横綱であると、私は思う。

1940年代終わりから造られたMONT BLANCのマイスターシュトックは、完成されたフォルムとバランスにおいて非の打ちどころがない。
ただ、私は何故かPelikan tortoise-shellや茶縞に惹かれる。
それも、ひどく。

tortoise-shellやmother of pearlは、私が最も信頼する方のデータによれば1934年から造られ始めた。
1950年から製造が始まった400もbrown/tortoise-shellと書かれていて、私が茶縞と呼んでいるものと同じである。
Pelikanの代表選手と言えば、過去から現在までblack/green 緑縞が定着している。
グリーン好きの私だが、Pelikanの万年筆についてはbrown/tortoise-shellが圧倒的に好き。
たまらなく好きである。
姿・形、特に色・柄においては、Pelikan tortoise-shellに勝るものはない。

そんな思いを持ち続けている私が、2003年このHPで『ペリカン100茶縞復活嘆願』の署名活動をした。
モデルナンバーに詳しくない私は100茶縞としてしまったが、101N tortoise-shellが正しかったようである。
(まあ、私にとっては100でも101Nでもナンバーなんてどちらでもよくて、あの形、色、柄なのである)
同じ思いを持つ同志74名の方々から嘆願のメールをいただき、101N tortoise-shellの画像とともにペリカン日本に届けた。

あれから7年も経過し、皆さまも諦めたり、忘れていたかもしれない。
ところが、ペリカン日本では折に触れてドイツに復刻の願いをし続けていてくれた。
これも皆さまの熱意があればこそ、と自負している。

フルハルターのお客様の多くは、
「何故茶縞を造らないのだろう。造れば売れる筈なのに。」と言われる。
そんな時に決まって私は
「売れるものを造らない訳ないじゃないですか。売れないんですよ。」と申し上げてきた。
造って欲しいと一番願っている私が。
よく聴いてみると、ヨーロッパ、アメリカ、そして日本、それぞれのマーケットで好まれるものは違っていて、茶縞は日本でしか要望していないらしい。

そんな中で、101N tortoise-shellが特別生産品として秋から年末にかけて発売されると言う。
今、私の心は躍っている。
本当に復活されるのである。
ペリカン日本の方々のねばり強い交渉と そのきっかけを作ることになった署名をくださった皆さまに心から感謝申し上げます。
本来なら署名をくださった皆さまのお一人、お一人に感謝の思いとご案内をしなければと思うのですが、7年という時の経過はメールアドレスの変更の可能性、また昨今の経済状況を考えまして個人の方々へのご案内は止め、このHPのご案内で代えさせていただきます。

さて、仕様、価格等々ですが、以前に発売された1935緑、青が税抜き98,000円だったのでその位であれば、と思っていたのですが、その半額の5万円前後と聞いています。
ここのところのペリカンの価格設定から推測してそんなに高くしないのでは、と思っていたのですが、この価格には驚いています。
多くの方々にお求めいただける価格設定と喜んでいます。

仕様についてですが、おそらく姿、形はほぼ同じであろう、と思いますが、色、柄は当時でも1本、1本違っていましたので個体差がある筈です。
素材は、現在ペリカンが使用しているものになるのでは、と思いますが、私にとってはそれがベストの選択と思います。
まだ姿、形、色、柄、価格もはっきりしていませんが、上で述べたことと大きく変わることはない筈です。
発売は半年以上先とはいえ、特別生産品ですのでご要望がある方は「ペリカン101N復刻の予約」としてメールで予約してください。

では、参考までに1930年代の101Nの画像を。

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by fullhalter | 2010-04-09 13:30 | 限定品万年筆