フルハルター*心温まるモノ

アサヒヤ紙文具店

7月3日(木) 午前10時頃に枻(えい)出版社の若手男性社員が訪ねてくる予定だった。
朝のニュースはテレビ朝日をつけているのだが、そのニュースの後、地井武男の「ちい散歩」が月~金 オンエアされている。

「今日は久が原です…」
その時、あのアサヒヤさんが絶対に出ると、直感した。
直ぐにビデオのセットをして枻(えい)出版社を待った。
清水編集長も一緒に来られて「万年筆の達人」第二刷を届けてくださった。

さて、そのアサヒヤ紙文具店だが、このHPでも以前紹介したことがある。<システム手帳 リフィール>
満寿屋の川口さんとも仲がよく、川口さんがフルハルターを訪ねてくださったのは、アサヒヤの萩原さんの紹介だった。

川口さんから、
「アサヒヤさん改装するんですよ。」と聞いていた私は、
「じゃ~、どう変わったか、改装前と後、行ってみよう。」と言いながら、極端に出不精なので、行かなかった。

アサヒヤ紙文具店の萩原康一さんは、生来の「モノへのこだわり」を持った人。
以前、パイロットさんがペン先調整を教えてくれればと言われたので、
「何もパイロットじゃなくともいいじゃない、俺が教えるよ。」と、言った。
私の持っていたペン先を数枚差し上げ、ペーパーで削る、研ぐ方法をお教えした。
いや~、驚いた。
あれだけ形状が悪かったニブポイントをペーパーだけで 1~2週間(?)後に見事に直してきた。
こんなこと出来る奴がいるんだと、正直驚いた。
子供の頃から手作業をしてきた結果であろう。

アサヒヤさんをHPで紹介した後、フルハルターのお客様が何人かアサヒヤさんを訪ねたようだった。
その内のお一人に大学の法学部の先生がおられるのだが、ご自身のオリジナル用箋のご注文をされた。
アサヒヤの萩原さん、満寿屋の川口さんの協同作業だった。
ある時、その方が来られ、
「今時こんなことがあるんですね。」と。
何を言っているのか、全く意味が判らなかった私に
「実は今、今まで使っていた用箋が無くなったので、アサヒヤさんでオリジナルをお願いしているのです。普通なら、『出来ません。』と言われることなのに、応えてくれるんですね。アサヒヤさん、満寿屋さん、凄いですね。日本もまだまだ捨てたもんじゃない。」
全てが、その方の思い通りになって、時間はかかったが出来上がった。
私は係わっていないが、その話を聴き、とても嬉しくなった。

つい最近のこと。
よく来られているお客様が
「これから、久が原の・・・」
「あ~、アサヒヤさんですか。」
「そ~行ってくる。」
それから2週間経った時
「日本も捨てたもんじゃない。」
「えっ?」と、私。

“アサヒヤ紙文具店” そんなお店です。
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by fullhalter | 2008-07-11 14:08 | その他