フルハルター*心温まるモノ

ペリカン社沈金春秋二季『桜舞』・『紅葉』

 ペリカン日本から、広義で考えると蒔絵の一技法とも言える「沈金」の万年筆が発売される。(来年1月中旬の予定)
加賀沈金 春秋二季『桜舞』・『紅葉』である。

蒔絵には平蒔絵・高蒔絵・研ぎ出し高蒔絵(肉合…シシアイ)等があり、山崎夢舟さんが描かれたこれまでのペリカンの蒔絵は、最も高い技法の肉合である。
前回描かれたのは、『唐獅子』であり、いつも通り魅力的な、素晴らしい出来映えであった。

一方、漆の技法にはペリカン『旭光』『月光』で表現された“螺鈿”がある。
夜光貝、白黒蝶貝、アワビ貝などの貝をはめ込んだ技法である。
漆を積み重ねてゆく“堆朱”。
そして今回の“沈金”等々の技法がある。
沈金は、やはりペリカンから以前販売された『1931 トレド』、金属技法の“象嵌”と同じで、刀(とう)で漆面に文様を彫り、金粉等を押し込んでゆく技法である。
漆にはこの様な多くの技法があり、それぞれに専門の方々が居られる。
丁度昨年の最終更新が、肉合蒔絵の『唐獅子』だった。
『旭光』・『月光』の螺鈿は一昨年。

今回の技法“沈金”には派手さがない。
高い技法の“肉合蒔絵”、天然の貝を使い、とても綺麗な“螺鈿”、落ち着いた良さが持ち味の“沈金”。
それぞれに特徴があり、深い味わいがある。

『桜舞』・『紅葉』は、M800を加飾したもので、20万円(本体価格)。
螺鈿の『旭光』・『月光』もM800で、18万円(本体価格)。
肉合蒔絵の一連の作品はM800で、約60万~90万円であった。

この『桜舞』・『紅葉』は、『旭光』・『月光』同様ペリカン漆万年筆としては買える価格(?)である為か、購入が難しいようである。
では、画像をご覧ください。

< 桜舞 >
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< 紅葉 >
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製品名: 加賀沈金万年筆 春秋二季 『桜舞』・『紅葉』
価格: 各200,000円 +税
ペン先: M
作者: 関 光広 * 作者名は胴軸に蒔絵で表示
製作数量: 世界限定各250本(国内販売予定数量 各100本)
* 製造番号はキャップに蒔絵で表示
発売時期: 平成20年 1月中旬
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by fullhalter | 2007-12-21 11:22 | 限定品万年筆