フルハルター*心温まるモノ

モンブランについて

(2006-12-22)
約30年の付き合いであったモンブランを取り扱うことが出来なくなった。

男性『ブランド』のモンブラン。
当然、当たり前の結果である。

エルメスやグッチがどこでも買えるだろうか。
買えていいのだろうか。
『ブランド』品を買う、持つということは、それだけで心の満足がある…ということではないのだろうか。

従って、求める店もそれなりの店。
大井町(場末の店と言えば、大井町の方々に失礼だが)の人通りの少ない、お客様全員が、
「ちっちぇ~」と驚くフルハルター。
何屋だかよく判らないフルハルター。
そんな店で扱っていい訳がない。
いつの日か、この日は来ると確信していた私。
そうでなければいけないと確信していた私にとっては、当然の結末である。

ブランドイメージを高め、共有できる正規小売店としての資格と必要条件が提示された。
フルハルターにはその資格はないし、またその必要もないと思っている。

人それぞれの生き方、哲学があるように、企業、店にもそれぞれの哲学があって然るべきである。
私自身は『ブランド』に最も似つかわしくない男と自覚している。
私を育ててくれた「モンブラン」。
今でも心の故郷の「モンブラン」。
是非、ブランドとしてのモンブランが成功することを祈っている。
既に成功しているのかも知れないが。

今後、モンブラン製品を販売、修理、調整することが出来なくなったこと、ここにご報告いたします。
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by fullhalter | 2006-12-22 10:31 | 万年筆・関すること