『六瓢』
ペリカンM1000に蒔絵を施して販売された製品には、『草木兎虫文四季揃』四種、『源氏物語』二種(既に紹介済み)と、今回の『六瓢』、次回の『宝尽し』、そして最終回にはセットではなく一種のみで販売された『龍と鳳凰』である。
つまりペリカンから販売された蒔絵のM1000は4本セット・2本セット・今回、次回の2本セットと1本のみの販売で九種の絵柄があった。
では、今回の『六瓢』をご覧ください。
【 作者の言葉 】
吉祥文模様をテーマとし、図案を考えました。
ひょうたんが六っつで六瓢=無病(病気がないとか病気にならない)
は無病息災と昔からお守りや縁起が良いよされ、これまでにも棗など何度か描いたことがあり、図案的には描きやすかった。
バランスよく瓢箪をちらして、瓢箪一つ一つの蒔絵技法を変え、描きました。