フルハルター*心温まるモノ

ペリカン・1931ゴールド 1997年復刻モデル



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  私は《 1931ゴールド 》が好きだ。 漆黒のキャップ、尻軸に模様を刻まれた18金無垢のボディのコントラストが何ともいえない。 限定生産品の中で一番好きと言いたいが、ペリカンダイダラス~イカルス・モンブラン・ロレンツォデメヂッチ・アガサクリスティと一番好きと言いたいモデルが多く、それぞれに別々の魅力があり、甲乙つけがたい。

  《1931》 《1935》 の復刻シリーズは、私にとって 『万年筆らしい姿・形』 という意味でのナンバーワンと言える。

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  1927年、初めてペリカン社が特許を得た方式で 当時数多くの模造品も市場に出回ったと言う。

【 ペリカンのリーフレットより 】
  1929年のベーシックモデルを基本として、1931年までのペリカン万年筆は、外見的にはほとんど差がありませんでした。 1931年に発売されたこの万年筆は、 それまでグリーンや黒であった万年筆リングに新しく「ゴールド」を使用したことから、「ペリカンゴールド」と名付けられました。それまで実用品として位置づけられていた万年筆が装飾品としても長く愛されるようになった始まりです。

 ゴールド特有の持ち味である独得な重厚性と手をなでる感覚は、実際に手にとって見るとよくわかります。 入念な仕上がりから放たれる冷やかな快感もゴールドの特徴です。 今も昔も同様に《1931》の材料の一部に使われているセルロイドは、外見上は目立ちませんが、350日もかけて造られます。 セルロイド特有のカンフルの臭いをかぐ喜びもまた味わうことができます。 またキャップには歴史あるペリカンロゴマークが彫り込まれています。

 この《1931》は、1997年に世界中で5000本が限定復刻、発売されましたが、復刻に当たって、当時の14金から18金へと純度が上げられ、その価値が高められています。 彫金装飾は当時のままですが、厳選された材質や細部にいたるこだわりにより、当時の魅力溢れる美しさがそのまま再現されています。


キャップ: エボナイト
胴軸: 18金無垢
尻軸: エボナイト
キャップリング: 18金無垢
ペン先: 18金 F M B
インク方式:          ピストン吸入式*
製造本数: 5000本
発売年: 1997年
価 格: 168,000円(税8,000円)
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by fullhalter | 2001-10-20 13:33 | 限定品万年筆