フルハルター*心温まるモノ

懐中時計に七ツ葉のクローバー

お客様から「夢舟さんに是非蒔絵して欲しいと思っているんだよね。」とよく言われる。
筆記具はペリカンの専属になっている為無理だが、他のものなら大丈夫だということで先日、
「実は起業して20周年の記念として夢舟さんにロンジンの懐中時計に蒔絵を描いて欲しい。」
との依頼を受けた、

その依頼を受けたすぐ後(昨年末)に、
私が以前お願いしていたスターリングシルバーの懐中時計の蒔絵が出来上がってきた。
その懐中時計は直径33ミリ程の小さいサイズで、裏蓋に『七ツ葉のクローバー(無限の幸福)』を描いてくれた。

ご本人に聞いたところ、厚さ0.04mmの金地金をランダムに切り(切り金)、
夢舟さんがご自分でパズル貼りと呼んでいる方法で貼り付ける。
正確に数えることは出来なかったが、一枚の葉に400位の切り金が貼り付けてある。

この作業は顕微鏡を使いながら貼るのだが、一日で一枚の半分しか出来ないとのこと。
更に研ぎ出しで剥がれることもあり、また貼り直して研ぎ直さなければならない、気の遠くなる作業だと言う。

「じゃあ、ペリカンM1000にこの技法で蒔絵をしたら、とてつもなく高くなりますよね。
蒔絵のオークション2014で写楽、歌麿が200万円ですけど、もっと高くなるんですか?」
と言うと夢舟さんは、
「やりたいと僕は思っているのですが、その倍になっちゃいますからね。」と笑っていた。

では、その『七ツ葉のクローバー』をご覧ください。

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この懐中時計を入れる為のコインケースとともに

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by fullhalter | 2015-02-13 14:19 | 夢舟の作品達