手すき和紙 便箋・封筒
はせがわ きよこさんについてはこれまでも何回か紹介してきました。
今も店には手すき和紙カレンダーが飾られ、
私とご来店されるお客様を和ませてくれています。
今回、日本橋丸善で開催された「第2回 丸善世界の万年筆展」をご覧になる為に上京され、
フルハルターにも寄ってくださった際
素敵な箱の中に入っている「こうぞ」「みつまた」の封筒と便箋をプレゼントしてくださった。
丸善ギャラリーでは古山さんと話しをされたとのこと
古山さんは、きよこさんが持参された「みつまた」の葉書に絵を描いて
「これはいいねえ、ハッチングがきくねえ。」と言われたそうだ。
伝統工芸はいいですよね。
手すき和紙にしても、蒔絵にしても
「1000年持ちます。」などと、いとも簡単に言われる。
それは、1000年以上前から成された技が現存しているという
とんでもないことなのに。
気が遠くなる話にも係わらず、
1000年先が見える仕事をなさっている方々に敬意を払うとともに
羨ましさ、妬みすら覚えるのは私だけだろうか。
では、プレゼントしてくださった「こうぞ」「みつまた」をご覧ください。
色合い、風合い等々、画像では正確に伝わらないことが残念ですが
ぬくもり、愛情に溢れた、『きよこハウス』ならではの作品です。
上「こうぞ」 下「みつまた
「こうぞ」
「みつまた」